狼 男たちの挽歌・最終章:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
狼 男たちの挽歌・最終章
狼 男たちの挽歌・最終章
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狼 男たちの挽歌・最終章

1990年1月13日公開
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ひとりの女性を傷つけたことで、本来の人間性に目覚めてゆくある殺し屋の姿を描いた香港ノワール。製作はツイ・ハーク、監督・脚本は「男たちの挽歌II」のジョン・ウー、撮影はウォン・ウィン・ハンとピーター・パオ、音楽はローウェル・ローが担当。出演はチョウ・ユンファ、ダニー・リーほか。

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ストーリー

堅気の生活を送ろうと決意した殺し屋のジェフリー(チョウ・ユンファ)は、最後の仕事で誤って女性歌手のジェニー(サリー・イップ)を失明させてしまい、彼女の目の手術費を稼ぐために、再び殺し屋の仕事をする。目が見えなくなってもクラブで歌い続けるジェニーは、ある夜暴漢に襲われそうになるところをジェフリーに助けられるが、彼女は彼の本来の姿を知らない。エージェントのシドニー(チュウ・コン)の依頼をうけ、麻薬シンジケートのボスを殺したジェフリーは、彼の甥ジョニー(シン・フイ・オン)に命を狙われるようになる。伯父の地位を狙うジョニーこそが、この仕事の依頼者だったが、ジョフリーに払う仕事料が惜しくなったのである。一方ジェフリーは、刑事のリー(ダニー・リー)たちからも追われる身となるが、リーは彼の身辺を探るにつれ、ジェフリーがそれほど冷酷な男でないことを知る。やがてジェフリーとシドニーは、ジョニーの率いる組織から命を狙われるが、そんなふたりをリーが助ける。いつしかリーは、組織に対して怒りを抱いていた。シドニーは、ジェニーの手術費用を組織から奪い取るが、尾行されジェフリーの隠れ家がばれてしまう。かくして教会で銃激戦は始まり、友情のきずなで結ばれたジェフリーとリーは、全身に弾を浴びながらも組織を倒すのに成功するのだった。

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作品データ

原題
喋血雙雄
製作年
1989年
製作国
香港
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
初公開日
1990年1月13日
製作会社
ゴールデン・プリンセス=マグナム


[c]キネマ旬報社