グルメ・アカデミー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
グルメ・アカデミー
グルメ・アカデミー
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グルメ・アカデミー

1990年10月5日公開、コメディ
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禁欲主義の修道士を陥れようとして、逆に自らを減ぼす快楽主義の貴族の姿を描くブラック・コメディ。監督・脚本は本作が長篇デビューのピエール・アンリ・サルファティ、撮影はミシェル・アブラモヴィッチ、音楽はベルナール・カヴァンナが担当。出演はウーゴ・トニャッティ、ルパート・エヴェレットほか。

ストーリー

18世紀末、フランス無政府時代。美食家で快楽主義者の貴族、アルモン(ピエール・アンリ・サルファッティ)は美食学院を創設するという情熱に取りつかれている。ある日彼のもとへ箱に入れられた若い修道士アシュルス(ルパート・エヴェレツト)が叔父のもとから届けられる。禁欲的なアシュルスを最初慰みものとしていたマルモンだったが、彼の若き妻トレランス(アンヌ・ブロシェ)が次第にアシュルスに同情と尊敬を寄せていくにつれて、その存在が彼にとって鼻持ちならないものとなってゆく。そこでマルモンはアシュルスを貴族の姿に仕立て上げ、名前もオラスと変えさせる。ところが、禁欲生活に慣れたオラス(アシュルス)の舌は異常に鋭敏で、美食家たちの主導権を握ってゆき、ついにはインチキポーカーでマルモンから、財産、妻、美食学院創設の権利まで取り上げ、あげくのはてには殺人の罪を着せてギロチン送りにする。今や、押しも押されぬ貴族に変身したオラスの主宰する美食学院完成の昼食会。しかしその食事の中には大量の睡眠薬が入っていた。難を逃れたのはトレランス一人。そしてアシュルスはとうとうマルモンに被せた罪がばれ、裁かれるのであった。もはやトレランスも彼を救おうとはしなかった。

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作品データ

原題
Tolerance
製作年
1988年
製作国
フランス
配給
デラ・コーポレーション
初公開日
1990年10月5日
製作会社
トップ・フィルム・プロ=GPFI=フィルムA2=ラ・セット
ジャンル
コメディ


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