女を捜せ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
女を捜せ
女を捜せ
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女を捜せ

1937年公開
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「スタアと選手」「女罠」のロスコー・カーンス、「ハリウッド大通り」「青春ホテル」のマーシャ・ハント、「女学生大行進」「箱入り亭主」のリン・オヴァーマン、「ローズ・ボール」「鉄人対火星人」のラリー・バスター・クラブが共演する映画で、カート・スティール作の小説を「女罠」のブライアン・マーロウがロバート・ワイラー及びエディ・ウェルチと協力して脚色し、「高飛び成層圏」「街の果報者」のチャールズ・F・ライズナーが監督に当たり、「ローズ・ボール」のヘンリー・シャープが撮影した。助演者は「春を手さぐる」のアストリッド・オルウィン、「スイング」のハーヴェイ・スティーブンス、「息子の顔」のアンソニー・ネイス、「第三階級」のアール・フォックスその他である。

ストーリー

私立探偵のハンク・ハイヤーは仲良しの新聞記者シム・パーキンスと一緒に蹴球試合を見に行った。そこではノラ・バリイと彼女の義姉グレタに会う。グレタはノラの兄でキーツ大学の数学教授トム・バリイの妻であるが、英語教授のポール・プロデリックと恋に落ちていた。その夜ハンクはナイト・クラブへ行くと、グレタが富くギャングのストライク・ブレノと連れ立っているのに会った。ハンクが彼女と踊っている間にストライクはその場を出て行った。間もなくグレタも立ち去るのを見てハンクは後をつけた。すると彼女は自動車をキーツ大学の前に止めた。学校の中で銃声が聞こえたと思うと、ストライクが中から走り出して来た。ハンクが直ぐ中へ行ってみると、学長室でバリイが銃弾をあびて倒れている。学校内は大騒ぎになった。調べた結果、バリイは自分の数学的天分を利用してストライクの悪事を助けていたが、最近彼を裏切ったことが判った。その上同校の教授の中には他にも秘かにストライクと通じている者が何人かいることも判明した。その一人であるセイフォースはノラを恋して結婚したいと思っているがバリイが許さないので非常に彼を恨んでいた。またノラも兄を快くは思っていない。嫌疑は無論この二人にも向けられたことは当然である。しかしハンク探偵はいろいろの事実を総合して犯人発見に努めた。現場には犯人が電話をかけている間に悪戯書きをしたと思われる紙片が残っている。壊れた時計ガラスの破片があり、どうしても見つからなかった拳銃も殺人現場と思われる場所で発見された。ハンクは集まった証拠物件から推理してついに犯人を指名した。それは意外にもバリイの妻グレタと通じているプロデリック教授であった。こうしてハンク探偵は見事な功をたて、終始彼を助けて努力した新聞記者シムと共に祝杯をあげて大いに痛飲したのであった。

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作品データ

原題
Murder Goes to College
製作年
1937年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1937年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社