いつか見た風景:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
いつか見た風景
いつか見た風景
-

いつか見た風景

1991年7月25日公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

ファシズム時代のイタリアを舞台に、農家での結婚式を中心に家族たちの群像を描いた人間ドラマ。製作はアントニオ・アヴァティ、監督・脚本は「追憶の旅」のプピ・アヴァティ、撮影はパスクァーレ・ラキーニ、音楽はリズ・オルトラーニが担当。出演はルクレツィア・ランテ・デラ・ローヴェレほか。

ストーリー

一九三六年二月の北イタリア。ポルレッタ・テルメの農家。ここにまだファシズムの影はない。農家の娘シルヴィア(ルクレツィア・L・D・ローヴェレ)は、ボローニャの良家出身のアンジェロ(ダヴィデ・ベキーニ)との結婚を前に家族たちと宴会の支度で大わらわだった。それなのに父親のジュリオ(アレッサンドロ・アベル)は、浮気相手が誰とでも寝る女だと妻のマリア(アンジョラ・バッジ)に言われてショックを受け、ベッドにふて寝した。婚約祝いには両家から三十人もの親戚が集い、二十コースにも及ぶディナーが出された。風変わりなシルヴィアの親戚と、都会的なアンジェロの親戚とでは何もかもが異なっている。宴会もたけなわの頃、ジュリオは美人のアンジェロの母アメリア(アンナ・ボナイウート)の隣へ座り、そこから離れなかった。シルヴィアの兄バルド(マッシモ・ボネッティ)は、客に愛用の猟銃を見せて誤って暴発させ、マリアを負傷させる。さらに、ロレッタ叔母さんは、ささいなことでシルヴィアやマリアと口論をした。こうした騒ぎを恥じたシルヴィアは、泣き出した。礼儀をわきまえないような親戚がいる自分には、良家のアンジェロがふさわしくないような気がした。夕方、祝宴が終わった。いくつものハプニングを経て、いつしか両家は親密な絆で結ばれていた。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Storia di ragazzi e di ragazze
製作年
1989年
製作国
イタリア
配給
松竹富士
初公開日
1991年7月25日
製作会社
デュエア・フィルム=ユニオン・チネマトグラフィーカ=RAI1


[c]キネマ旬報社