父の祈りを|MOVIE WALKER PRESS
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父の祈りを

1994年4月16日公開,133分
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爆破テロ容疑で逮捕された親子が無実を勝ち取るまでを、父と子の絆の強さの中に描いた社会派ヒューマンドラマ。75年に口ンドンで実際に起こった冤罪事件 ギルフォード・フォーの被害者ジェリー・ロンドンの追想記『Proved Innocent』を、「マイ・レフトフット」の監督ジム・シェリダン、主演ダニエル・デイ・ルイスのコンビで映画化。脚本はシェリダンとジャーナリスト兼劇作家のテリー・ジョージの共同。製作はシェリダン、エグゼクティヴ・ブロデューサーは「ミラーズ・クロッシング」の俳優ガブリエル・バーン。撮影は「ミシシッピー・バーニング」のピーター・ビジウ、音楽は「クリフハンガー」のトレヴァー・ジョーンズで、U2のボノ、キヤビン・フライデー、モーリス・シーザーらが挿入歌を捉供。美術はキヤロライン・エイミス、編集は「ミッドナイト・エクスプレス」のジェリー・ハンブリング、衣装は「マイ・レフトフット」のジョーン・バーギンが担当。共演は「遠い声、静かな暮らし」のピート・ポスルスウェイト、「から騒ぎ」のエマ・トンプソンほか。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

74年、北アイルランド。定職も持たずに遊んでいるジェリー・コンロン(ダニエル・ディ=ルイス)はIRAを挑発したことで、彼らから目をつけられている。ジュゼッペ(ビート・ポスルスウェイト)はほとぼりを冷ますため、息子をロンドンへやる。同級生のポール(ジョン・リンチ)と合流したジェリーは、ヒッピーのパディ(マーク・シェパード)の寝ぐらに転がり込むが、彼らとケンカして訣別する。公園のベンチで寝ていたCBというホームレスの老人になけなしの小銭を恵んだ彼らは、高級娼婦の部屋へ忍び込んで金を盗む。その頃、ロンドンから約50キロ離れたギルフォードでパプが2軒爆破された。久々にアイルランドの実家に帰ったジェリーは、例の爆破をIRAの犯行とにらむ警察に容疑者として逮捕され、ロンドンに連行される。ヒッピー仲間のポールやパディ、キャロル(ビーティ・エドニー)も逮捕され、テロリスト防止法によって彼らは拘留された。しかもジェリーの父や叔母一家も同様に逮捕された。当局は厳しい尋問を繰り返したが、当夜のアリバイを証明する者は現れない。恫喝と暴力に屈したジェリーとポールは白紙の供述書に薯名してしまう。2人は無期懲役、父ジュゼッペは12年の懲役刑を宣告され、父子は同じ刑務所に投獄された。ジュゼッペはいちるの望みを託し、再審を訴え続けて市民団体に手紙を書き続けたが、ジェリーはふてくされて無為な日々を送っていた。ある日、IRAの闘士ジョー(ドン・ベイカー)が刑務所に送られ、例の爆破は自分の犯行で当局は真相を知っていながら隠していると告白する。無実を証明したいというジョーの協力を断固として拒絶した父は、次第に健康を害していく。ある日ジュゼッペは獄中で無念の死を遂げた。所内の囚人たちは、彼の死を悼んだ。事件から10年以上が経過し、ジェリーは父の汚名をすすぐため、再審請求運動に身を投じていた。女性弁護士ピアース(エマ・トンプソン)は警察当局の不正の証拠を握り、遂に法廷で再審請求を勝ち取る。事件から15年後、息子は父から信念と生きることの尊厳を学んだ。

作品データ

原題
In the Name of The Father
製作年
1993年
製作国
イギリス アメリカ
配給
ユニヴァーサル映画=UIP
上映時間
133分

[c]キネマ旬報社

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