アウトロー(1976):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
アウトロー(1976)
アウトロー(1976)
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アウトロー(1976)

1976年8月7日公開、135分、西部劇
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南北戦争時代。北軍に妻子を殺された男の復讐の旅を描く。製作はロバート・デイリー、監督は「アイガー・サンクション」のクリント・イーストウッド、脚本はフィリップ・カウフマンとソニア・チャーナス、原作はフォレスト・カーターの「テキサスへ去った」、撮影はブルース・サーティズ、音楽はジェリー・フィールディングが各々担当。出演はクリント・イーストウッド、ジョン・バーノン、チーフ・ダン・ジョージ、ソンドラ・ロック、ビル・マッキニー、サム・ボトムズ、ウィル・サンプソンなど。

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ストーリー

南北戦争も終わろうとしていた1860年代なかば。ミズリーの丘を越えてやってきたカンサス・レッドレッグ(北軍秘密軍事組織)の一隊が、罪もない農夫ジョージー・ウェールズ(クリント・イーストウッド)の妻と息子を殺し、リーダーのテリル大尉(ビル・マッキニー)の剣で重傷を負ったジョージーを残して立ち去った。幸い命をとりとめたジョージーは、復讐の一念から鋤を捨てて銃をにぎり、フレッチャー(ジョン・バーノン)率いる反逆者の一団に加わって、テリルを捜すうち、戦争は終わった。ほどなく反逆者たちに対する恩赦が発令され、フレッチャーたちはそれに応じたが、実はこれはテリルの策略で、少年ジェイミー(サム・ボトムズ)を除いて全員が射殺された。恩赦の仲間に加わらなかったジョージーは、傷ついたジェイミーを救って逃げ去った。ただちにジョージー追撃の一隊が組まれ、命だけは助けられたフレッチャーも、しぶしぶそれに加わった。その頃、ジョージーの努力の甲斐もなくジェイミーは死に、彼は1人、インディアンの土地に向かった。途中で年老いたチェロッキー族のローン・ウェイティ(チーフ・ダン・ジョージ)、インディアンの少女リトル・ムーンライトと知り合い、テキサスをめざして一緒に旅することになった。やがてインディアンへの武器密売で稼いでいるならず者の群れコマンチェロスに、美しい娘ローラ・リー(ソンドラ・ロック)とその祖母サラが襲われているのを目撃し、救い出した。行きがかり上、死んだ息子が残してくれた牧場に行くというサラとローラを連れて行くことになった。牧場に1番近い町、サント・リオはゴーストタウンと化し、1軒だけ酒場があったが酒はとうの昔にきれたままで酒場の女ローズを始めとする5人の人間が死んだように生きていた。ローズの案内でめざす牧場に向かう途中、コマンチ族の酋長テン・ベアーズ(ウィル・サンプソン)の姿をみかけて、また闘いかと一同緊張したが、翌朝早く、ジョージーは危険を覚悟で単身テン・ベアーズに会いに行き、2人は血と血でかわす義兄弟の儀式をとりおこなった。その夜、牧場では呑めや歌えの大騒ぎが続き、ジョージーとローラは結ばれた。しかしそれは一時の平安だった。執拗に追跡してきたテリルとその部下、フレッチャーが牧場をとり囲んだのだ。しかし、一致団結して追跡隊を倒し、ジョージーは1人残ったテリルを町に追いつめて殺した。テリルたちと一緒に来ていたテキサス・レンジャー2人に、ローズがジョージー・ウェールズが1カ月前にメキシコで殺されているのを確かに見たと宣誓書にサインしてくれたおかげで、レンジャーたちは黙って引きあげていった。フレッチャーも無言でそのあとに続く。テリル大尉を殺し、復讐を終えた今、ジョージーの拳銃が火を吹かぬことを、彼はよく知っていたのだ。去っていくフレッチャーの後姿を惜別の思いで見送ると、ジョージーはローラの待つ牧場へと馬を走らせた。

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作品データ

原題
The Outlaw Josey Wales
製作年
1976年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース映画
初公開日
1976年8月7日
上映時間
135分
製作会社
マルパソ・カンパニー作品
ジャンル
西部劇


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