ハワーズ・エンド|MOVIE WALKER PRESS
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ハワーズ・エンド

1992年7月11日公開,143分
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知的で情緒豊かな中産階級の家庭と現実的な資産家の家庭、2つの家族が別荘“ハワーズ・エンド”をめぐって繰り広げる運命的な人間模様を描くドラマ。監督は「眺めのいい部屋」「モーリス」に続き3度目のE・M・フォースター作品の映画化となる「ミスター&ミセス・ブリッジ」のジェームズ・アイヴォリー、製作はアイヴォリィとのコンビで知られるイスマイール・マーチャントで、本作は2人のプロダクション、マーチャント・アイヴォリィ・プロ創立30周年記念作品となる。脚本はルース・プラヴァー・ジャブヴァーラ、撮影はトニー・ピアース・ロバーツ、音楽はリチャード・ロビンズが担当、いずれも「ミスター&ミセス・ブリッジ」のメンバーである。2019年9月13日より4Kデジタル・リマスター版が全国順次公開(配給:ハーク)。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

20世紀初頭のイギリス。姉マーガレット(エマ・トンプソン)、妹ヘレン(ヘレナ・ボナム・カーター)、弟ティビー(エイドリアン・ロス・マジェンティ)の三人姉弟で暮らすシュレーゲル家は、資産家のウィルコックス家とは、以前ヘレンが次男のポール・ウィルコックスと恋愛沙汰を起こしたことで気まずい関係になっていた。ある日、向かいのマンションにウィルコックス家が引っ越してきたが、ウィルコックス家で唯一芸術を理解するルース夫人(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)とマーガレットはよき話友達となり、やがて病死したルースは「別荘ハワーズ・エンドはマーガレットに」と書き残す。その遺言は遺族にもみ消されるが、マーガレットの優しさに心魅かれたウィルコックス家の当主ヘンリー(サミュエル・ウェスト)は彼女に求婚、マーガレットは後添えに迎えられることになった。一方、妹ヘレンは、知人のレナード・バスト(サミュエル・ウェスト)が、ヘンリーの助言により転職したあげく、人員整理で失業したことに腹を立てており、姉とヘンリーの結婚式にレナードと妻ジャッキー(ニコラ・ダフェット)を連れて行くが、偶然にも、ジャッキーは昔ヘンリーと愛人関係にあり、ヘンリーはうろたえ2人を追い出せとどなる。マーガレットは当惑しながらもヘンリーを許し、ヘレンはレナードに小切手を残し旅に出てしまう。心配したマーガレットは、口実を作りヘレンを呼びよせるが、ヘレンはレナードの子を身籠っていた。ヘレンと関係したことを後悔していたレナードは、ハワーズ・エンドを訪れヘレンとマーガレットに出くわす。そこにヘンリーの長男チャールズ(ジェームズ・ウィルビィ)が、財産を取られてはならじとハワーズ・エンドに乗り込み、レナードを殴りつけてしまう。レナードはショックで急死、息子を過失致死罪で投獄され気落ちしたヘンリーを、マーガレットは見捨てる訳にはいかなかった。そして1年半後、ハワーズ・エンドにはヘンリーとマーガレット夫婦、そしてヘレンと赤ん坊が仲睦まじく暮らす姿があった。

作品データ

原題
HOWARDS END
製作年
1992年
製作国
イギリス=日本
配給
ヘラルド・エース=日本ヘラルド映画
上映時間
143分

[c]キネマ旬報社

  • rikoriko2255

    ミチさん

    5.0
    2012/1/22

    の映画化。名優アンソニー・ホプキンスの好演が光る。
    良くも悪くも英国の階級社会というものが良く分かる。
    次女ヘレンの性格付けが今ひとつ分からないが、演じたヘレナ・ボナム=カーターは独特のキャラクターで以後映画界を席捲することになる。
    対する長女のマーガレット(エマ・トンプソン)は、大人の魅力をたっぷり見せてくれて、圧巻。
    名作であるからして、ストーリイ展開も見事だし、画像の美しさ、音楽の入れ方も申し分ない。まずは文芸作品のお手本となるべき作品。
    亡き女主人が死の間際に語る別荘「ハワーズ・エンド」への思い入れ(非日常への憧れ)が全編を貫く。日本だとさしずめ、軽井沢か伊豆の別荘か・・・。

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