デザンシャンテ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
デザンシャンテ
デザンシャンテ
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デザンシャンテ

1993年12月10日公開
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三人の男性との出会いと別れを通して大人へと成長していく少女の姿を描いた思春期映画。ドミニク・サンダとの三角関係を解消して結ばれた当時、少女が一四歳、男性が四一歳のカップルとして世間を騒がせたジュディット・ゴドレーシュとブノワ・ジャコ監督が、四年間の恋に終止符を打つ直前に撮った作品。監督・脚本は「肉体と財産」のブノワ・ジャコ。製作は「タンデム」のフィリップ・カルカソンヌ。撮影は「15才の少女」のカロリーヌ・シャンペティエ。音楽はホルヘ・アリアガータ。主演は「15才の少女」のジュディット・ゴドレーシュ。共演は「エミリーの未来」のイヴァン・デニ、「プロヴァンス物語」のテレーズ・リオタール、マルセル・ボゾネら。

ストーリー

一七歳のベット(ジュディット・ゴドレーシュ)は、弟のレミ(トマ・ザルスマン)と病気で無気力な母(テレーズ・リオタール)の三人で、パリの一角の古びたアパートに住んでいる。生活は苦しく、叔父さんと称する男(イワン・デズニー)が面倒をみている。ベットにはアイツと呼んでいる同じ年齢の恋人がいる。アイツ(マルコム・コンラート)は、自分がベットにとって初めての男だと知るや、ほかの男と寝てみたらと提案する。ほかの男を知っても必ず戻ってくるとうぬぼれているのだ。そんな男の傲慢さに失望したベットは、本当にディスコでヘンな男を引っかける。彼女は彼の家についていったが、男が襲いかかってくると始めの勢いはどこへやら、男をはねのけてしまう。ある日、アイツとの関係にケリをつけようと話し合ったところ、お互いに感情的になって大喧嘩に。そこへ喧嘩の仲裁に入った中年男のアルフォンヌ(マルセル・ボゾネ)。ベットは、ひょうきん者でどこかつかみどころのない魅力の持ち主である彼にひかれる。「いつでも遊びにおいで」と言われた彼女は、アイツの家の壁にクソッタレと書いた夜、アルフォンヌの家を訪ねる。彼がいろいろなことを話してくれるうちに、安心しきって眠ってしまうベット。家に帰ると、頭の痛いことが待っていた。例の叔父さんだ。彼は本当の叔父ではなく、ベットが目的で面倒をみていたのだ。叔父さんは、生活費の小切手を渡すから一人で取りにきてほしいと手紙を残していた。どうやら母親も賛成しているらしい。幻滅ばかりの毎日にうんざりしたベットは、自分のあるべき本当の世界を探しにパリの街を駆け抜けていった。

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作品データ

原題
La Desenchantee
製作年
1989年
製作国
フランス
配給
アルシネテラン
初公開日
1993年12月10日
製作会社
シネア=ラ・セット


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