怪紳士ウルフ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
怪紳士ウルフ
怪紳士ウルフ
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怪紳士ウルフ

1926年公開
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かつて公開された「ローンウルフ」「ローンウルフの娘」「熱血漢ウルフ」等と同じくルイス・ジョゼフ・ヴァンス作の『ローンウルフ譚』を映画化したもので、J・グラブ・アレキサンダーが脚色し「名優の追想」等と同じくラルフ・インスが監督した。主役は「ローンウルフ」「恋の鉄条網」等出演のバート・ライテルで、對手役は「彗星雲を衝いて」「海賊(1926)」等出演のビリー・ダヴが演じている。また、グスタフ・フォン・セイファーティッツ、グウェン・リー、フリーマン・ウッド等が共演している。

ストーリー

紳士盗賊ローンウルフを警戒せよという警告が伝えられている最中マイケル・ラニヤードは暗中に飛躍した。白手袋に絹帽の紳士は富豪街のある家の金庫を破ってダイアモンドの首飾りを盗んだ。彼は探偵が近づいたのを感知し首飾りを煙草ケースに入れて脱出した。その隣家では仮装舞踏会が催されていたのを幸いに彼は仮装して入り込んだ。クレオパトラの紛争をした女主人マーシア・メイフェアが彼を怪しんで近寄ったので避けて隣の室に入るとそこにエメラルドの首飾りがあったので取った。それから彼は客の間に混じってマーシアとも踊ったりした。探偵が来て来客の仮装を解かせるとラニヤードはマーシアが招待しない見知らぬ男だったが彼女は彼と踊って彼に好意を持てたので探偵に引き渡しはしなかった。ラニヤードはその間にエメラルドを返して代わりにマーシアの危難を救ったがそれをモルフューは厳しく憤った。その折警察の手入れがあったがラニヤードはマーシアと共に巧みに脱出した。翌朝ラニヤードは自分の素性を彼女に告白し彼は正直に返って愛し合うことを彼女に誓った。ところが彼女の首飾りが紛失し新聞にはローンウルフの仕業と書いてあったがそれはモンフュー一派の復讐だった。しかしラニヤードの活躍によってモルフュー一派は一網打尽され、ラニヤードはダイアモンドをも返しマーシアと愛を囁いた。

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作品データ

原題
The Lone Wolf Returns
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
コロンビア社
初公開日
1926年
製作会社
コロンビア映画


[c]キネマ旬報社