好男好女:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
好男好女
好男好女
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好男好女

1995年12月9日公開
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台湾の抗日戦に参加した白色テロの顛末をフィクションで映画化するために撮影を始める映画人と、女優の生活を通して、台湾の現在と40-50年代の台湾とを描写することを試みた、「悲情城市」「戯夢人生」に続く、侯孝賢監督による台湾現代史3部作の完結編。製作は水野勝博と市山尚三、謝屏翰、金介文が当たっている。エグゼクティヴ・プロデューサーは「GONIN」の奥山和由、楊登魁。脚本は侯孝賢の作品を担当し続けた朱天文、原作は実際の政治犯であった蒋碧玉、藍博洲、撮影は陳懐恩、音楽も撮影の陳懐恩と江考文、編集は廖慶松、美術は黄文英、録音は杜篤之が担当し、主に侯孝賢のスタッフが結集している。出演は現代の女優、梁静と政治犯、蒋碧玉の2役を中国圏の人気アイドル伊能静が演じ、「宝島: トレジャー・アイランド」の林強、「天幻城市」の高捷、魏筱恵、金介文、蔡振南、藍博洲、呂莉勤、高明ほか。

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ストーリー

女優、梁静(伊能静)の元には毎日ファックスが送られてくる。それは梁静の盗まれた日記の断編であった。彼女は一方、白色テロの物語を描く映画の撮影に参加し、蒋碧玉を演じている。梁静にはかつて恋人の阿威(高捷)がいたが、阿威が浮気したことから2人は言い争いになる。しかしその後、阿威はディスコである夜、射殺される。酒に溺れるようになった梁静は義兄(金介文)と飲み歩くようになるが、義兄の恋人から中を疑われ、言い争う。そんな中、撮影のリハーサルも進み、テロは国民党に捕らえられ、尋問を受け、投獄される。やがて次々に人々は処刑されて行き、その中には蒋碧玉の夫、浩東(林強)もいた。蒋碧玉は死んだ夫を前にして、1人供養をし、泣き崩れる。撮影隊はその映画、「好男好女」の撮影に出発した。

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作品データ

原題
Good Man, Good Woman 好男好女
製作年
1995年
製作国
台湾 日本
配給
松竹
初公開日
1995年12月9日
製作会社
侯孝賢電影社


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