海底世界一周:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
海底世界一周
海底世界一周
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海底世界一周

1966年5月7日公開、SF
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脚本は「ライノ!」のアーサー・ワイスと「頑張れフリッパー」のアート・アーサーが共同で執筆。「史上最大の作戦」のアンドリュー・マートンが製作と監督を担当したSFもの。撮影はクリフォード・ポーランドで、特に海中シーンの撮影は「フリッパー」のラマー・ボーレンが当った。音楽は「マードックの拳銃」のハリー・サックマン。なお、特殊効果は、プロジェクト・アンリミテッド会社が受持った。出演者には「真昼の決闘」のロイド・ブリッジス、「007/ゴールドフィンガー」のシャーリー・イートン、「頑張れフリッパー」のブライアン・ケリー、「0011ナポレオン・ソロ」シリーズの人気者デイヴィッド・マッカラム、「グレート・レース」のキーナン・ウィン、「キリマンジャロの東」のマーシャル・トンプソン、「頭上の敵機」のゲイリー・メリル、「裏切り部隊」のジョージ柴田などである。

ストーリー

最近世界の各地に地震がたびたび起こった。ために世界の海底に地震警報網を張り、兆候を早く捉え、避難の時間を作ろうとする事になった。幸い米国でハイドロノート号という深海潜航艇が誕生した。この艇を使ってということで、乗組員は海の科学者スタンディッシュ博士(ロイド・ブリッジス)。艇の設計・建造に当ったモスビー博士(ブライアン・ケリー)。地震学のヒルヤード博士(マーシャル・トンプソン)。電子工学のボルカー博士(デイヴィッド・マッカラム)。水中呼吸ガスの権威スタール。生理学者で薬学の専門家ハンフォード博士(シャーリー・イートン)の6人が選ばれた。乗員の仕事は50本の信号機を世界の海底に取りつけることだ。信号機から宇宙ステーションのシンコムに中継され、ワシントンの地震センターにキャッチされるのだった。海図にも載っていない水域や、人類未到の深みに潜っての作業は、そのつど危険が待っていた。海底火山では熱海水にまきこまれたり、大鮫や海蛇と戦ったりしながら作業は続けられていった。優れた科学者ぞろいだったが、紅一点のハンフォード博士の魅力は、周囲の注目の的であり、乗組員の唯一の慰めでもあった。やがて太平洋での作業を最後に警報網は完成し、科学者たちは成功の喜びを分かちあった。その最中「パナマ運河西南400キロに新海底火山活動開始せり」との電文が入った。そこに信号機を設置するため現場に急行した。火口に信号機を設置し終わった時、火山が爆発した。艇は火口の入口に土砂とともに埋れてしまった。このままでは、6人は艇もろとも海底に生き埋めとなるよりほかなかった。それぞれの専門の分野で、必死の努力が続けられた。そして、ついにその努力が効を奏した。船体を切断し、全員浮上に成功、救援のヘリコプターに救助されるのだった。

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作品データ

原題
Around the World under the Sea
製作年
1965年
製作国
アメリカ
配給
MGM
初公開日
1966年5月7日
製作会社
アイバン・トース・プロ映画
ジャンル
SF


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