輝く西部:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
輝く西部
輝く西部
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輝く西部

1932年公開
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「西部無敵王」と同じくデイヴィッド・ハワードが監督するジョージ・オブライエン主演映画で、ゼーン・グレイ原作の西部小説をゴードン・リグビーが脚色したもの。撮影は「広原の伊達男」「渓谷の狼児」のジョージ・シュナイダーマンである。相手役は無名より抜擢されたジャネット・チャンドラー及びマリオン・バーンズが勤め、「脱走兵」のバート・ハンロン、「恋を喰べる女」のアーサー・ピアソン、オンスロー・スティーヴンス、エメット・コリガン、ジョージ・リガス、エドモンド・ブリーズ、ドロシー・ワード等が助演している。

ストーリー

ケンタッキーの山間のある村で、伝統的に反目し合っているリンチ家の息デーヴとサムマース家の娘ベティーとは不思議なめぐり合わせで恋する仲となり、仮面舞踏会の一夜ベティーの兄ロバートを本意なくも殺して了った。デーヴは負傷しながらも逃れて行商人デニス・エブステインに救われ、西部開拓の幌馬車隊に加わる。一行中にはヘレン・シェパードという美しい娘が居た。ケンタッキーから追って来たベティーの父サムマース大佐はデーヴに決闘を申込んだ。デーヴは愛人の父を殺すに忍びず発砲しなかったが自らは大佐の弾丸に重傷を負う。ヘレンは懸命に看護して彼の命を取とめる。その頃ベティーは遠縁に当たるカルヴィン・ブラウンと結婚したが、その便りを聞いたデーヴは命の親のヘレンと結婚した。3年後2人はインデアンの襲撃に敢ない最期を遂げ、一人息子は囚われて了った。20年後ユニオン・パシフィック鉄道の建設隊はマタノと称する白人に率いられるインデアンに度々襲撃されて事業を妨害される。マタノは鉄道会社がインデアンの所有地に無断で鉄道を敷設することに反対し、代金を払うべきことを要求して、拒絶されたために襲撃するのだった。ある時マタノは幌馬車を襲ってベティー・ブラウンの娘を拐かした。彼女はカルヴィン・ブラウンの娘だった。マタノは集落の会議でブラック・ウルフというインデアンから救うため自らベティーと結婚を余儀なくされた。二週間後にはマタノは彼女に熱烈な恋を捧げる様になった。彼は彼女の感化で白人のような考えを抱く。ブラック・ウルフはこの変化を認めて彼を異端として殺そうとしたので、ベティーと共に逃れて鉄道敷設地域へ落ちのびた。マタノは捕らえられたが、老行商人デニス・エプステインがマタノこそは白人デーヴ・リンチの伜であると証言したので放免された。彼とベティーの仲も昔の家族的反目を解消して天下晴れての夫婦となった。

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作品データ

原題
The Golden West
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1932年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社