HOUSE ハウス|MOVIE WALKER PRESS
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HOUSE ハウス

1977年7月30日公開,88分
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CF界の鬼才・大林宣彦が初めて手がける劇場用映画で、七人の少女と奇妙な羽臼屋敷を中心に幻想的ななかにスラプスティックな面とブラックユーモアを織りまぜて描くオカルト映画。脚本は「ホテル強制わいせつ事件 犯して!」の桂千穂、監督は大林宣彦、撮影は阪本善尚がそれぞれ担当。

映像の魔術師・大林宣彦の世界【『海辺の映画館-キネマの玉手箱』特集】

映像の魔術師・大林宣彦の魅力に迫る PR

余命3か月を宣告されながらも、故郷である尾道を舞台にした超大作『海辺の映画館-キネマの玉手箱』を完成させ、今年4月10日に82年の生涯に幕を下ろした大林宣彦監督。本特集では大林監督が手掛けた作品群から、その平和へのメッセージを解き明かす。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

中学生のオシャレは、今日も仲間のファンタ、ガリ、クンフー、マック、スウィート、メロディーたちと間近になった夏休みのことをワイワイ話している現代っ子。オシャレが学校から帰ると、イタリアから父が帰国していた。父は彼女に、自分の再婚の相手だと言って涼子を紹介する。新しい母など考えてもいないオシャレにとっては、これはショックだった。自分の部屋にもどって、ふと思い出したオバチャマのところに手紙を出し、夏休みに仲間と行くことにする。いよいよ夏休み。オシャレは仲間とオバチャマの羽臼邸へ向かって出発。東郷先生もいっしょに行くはずだったが、あとから来ることになり、七人で出かけた。オバチャマは、七人を歓げいしてくれ、都会育ちの七人は田舎の雰囲気に大喜び。しかし、それもつかの間で、このオバチャマというのが実は戦争で死んだ恋人のことを思いつつ、数年前に死亡しており、今は、その生霊で、羽臼邸そのものがオバチャマの身体であったのだ。そして、奇怪なできごとが七人の少女たちを襲った。まず最初に冷やしておいた西瓜を取りに入ったマックが井戸の中につかっており、このほかにも、ピアノや、ふろ桶や、時計や、電燈などに次々に少女たちが襲われる事件がおき、そのたびに一人一人この家からきえていったのであった。オバチャマは、若い娘を食べた時だけ若がえり、自分が着るはずだった花嫁衣裳が着られるのであった。最後は、オシャレになりすまし、後から来た涼子までも襲ってしまうのであった。

作品データ

製作年
1977年
製作国
日本
配給
東宝
上映時間
88分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.6
  • Movie Walkerユーザー

    3
    2020/5/16

    夏休みにおばちゃまの人食い館に知らずに行く少女7人の話。オシャレやらマックやらファンタやら、皆特徴的なあだ名で呼ばれており面白い。映像のセンスはずば抜けている。しかし後半になるにつれどんどんカオスが加速して何が何やらだった。ポップでカルトでギャグでホラー、、少しサスペリアを思い出した。

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    ネタバレあり
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  • モッピー

    3
    2020/4/26

    TVCM、自主制作作品(エモーション・伝説の午後いつか見たドラキュラ)等の映像で注目された大林宣彦氏の初劇場作品
    家の餌食になる女優さん達も皆さん可愛くて期待通りの映像美でしたが、本格ホラーを期待しての鑑賞には違和感を感じる作品でした、全編に渡る拘りの映像も残酷描写に反映されていない?ブラックユーモア不足演出と起伏不足なストーリー展開?にも違和感を感じました・・・

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  • たっかん

    3
    2014/1/13

    大林宣彦監督の作品の特徴である「映像センスは見事なのだが、物語が幼稚な映画」の典型的な作品。
    ただ、この映画の場合は、物語はハッキリ言ってどうでもよく、「家が人間を食べる?」というホラー的なナンセンスドラマなので、物語が幼稚なのがあまり気にならない作品になっていた。

    映像はさすがのセンスで、のっけからカメラ移動・フィルム編集の上手さが際立ち、戦時中のセピア色フィルムも見事。

    夕陽シーンなどは、新横浜のラーメン博物館を思い出させる「手作り感」が、なかなかグッド。

    チープな特撮映像で、観る者を楽しませてくれる娯楽作にはなっていると思うが、まずまずの映画という感じ。

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