16歳・妖精の部屋:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
16歳・妖精の部屋
16歳・妖精の部屋
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16歳・妖精の部屋

1977年12月24日公開、87分
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十六歳の少女が性に目ざめ、美しく成長していく姿を描く。脚本は「襲られる」の加藤彰と「エロス学園 感度ばつぐん」の桃井章と「夜這い海女」の佐治乾、監督も加藤彰、撮影は「人間の証明 Proof_of_the_Man」の姫田真佐久がそれぞれ担当。

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ストーリー

北アルプス連峰のふもとの村に、東野サキは父・幸治と年老いた家政婦の三人で住んでいた。サキは週末になるとスペイン語を習うため東京の外国語学校へ出かけ、夜は父の知人の画家・草薙の家に泊まっていた。ある日曜日にサキは、別れた母・加代の居所を草薙から聞き出し、彼女の経営するバーへ向かった。驚きの表情で迎えた加代は、美しく成長したサキの姿に感慨深げであった。そこへ、加代と深い仲の徳田が入って来る。サキは常連の客の美穂子とも知り合いになった。その晩三人は加代の店に泊った。そこでサキは、加代と徳田の愛し合う姿を見て、強い衝撃をうける。次の週末に、サキは美穂子に誘われ停泊する外国船を訪れる。そこで美穂子はサキを優しく抱き、愛の行為を教える。数日後、サキは加代の店のバーテン・佐々木と愛し合った。日増しに美しくなるサキに、加代は意外な事実を知らせる。サキは加代と草薙との間にできた子供だったのである。幸治はサキを実子として育てていた。サキが家に帰ると、徳田をナイフで刺し、加代が逃げて来ていることを幸治から聞く。そんな幸治を、加代は軽蔑しているから何でも許すのだと言い残すと、寂しげにサキの前から姿を消した。それからもサキは明るくふるまった。幸治がサキの出生の秘密を語ろうとしてもあえて聞こうとはしなかった。サキは身も心も大人に成長していたが、大人達の葛藤を見るにつけ、より無邪気に幼くふるまった。その姿は十六歳の少女らしく、妖精のように美しかった。

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作品データ

製作年
1977年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1977年12月24日
上映時間
87分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社