郷ひろみ
ドラネコ大将
11ぴきの猫たちが、夢を求めて、冒険の旅に出て、自由、愛、仲間、やさしさ、協力など11のテーマに自分たちの力で立ち向っていく姿を描く。漫画家馬場のぼるが、13年前にこぐま社より出版し第15回サンケイ児童出版文化賞を受賞した同名の絵本のアニメーション化。脚色は鈴木良武、演出は藤本四郎、撮影は森山一がそれぞれ担当。
ドラネコ大将を中心とする11ぴきの猫はイタズラをくりかえし、街の大人たちは大弱り。警察署長は11ぴきの猫を呼びだし、うるさくしたら解散とお説教。がっかりした猫たちはひげ長じいさん猫から、大きな魚の出てくる昔話を聞く。その魚は11ぴきで食べても一力月はかかるという。街で遊べなくなった猫たちはその魚をとりに行くことにした。仲間で力をあわせれば、怪物魚をやっつけられると、団結だけを頼りに冒険の旅に出発。街を出ると、11ぴきにとって初めての経験が次々と起る。そして、仲間われや数々の苦労の末、11ぴきの猫は、仲間っていいものだと再認識。ひとまわりもふたまわりも大きく成長した11ぴきが、遂にあの大きな魚が住んでいる湖にたどりついた。海のように広く、不気味に静まりかえった湖。大当に大きな魚はいるのだろうか。大きな魚の大きな湖。11ぴきは大きな夢をまるごと食べはじめた。
原作
演出
アニメーション監督
製作、音響、企画
製作、企画
撮影
音楽
美術
編集
プロデューサー
作詞
チーフアニメーター
脚色
文芸協力