徳川セックス禁止令 色情大名:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
徳川セックス禁止令 色情大名
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徳川セックス禁止令 色情大名

1972年4月26日公開、89分、時代劇
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フランスのポルノ女優サンドラ・ジュリアンの東映作品出演二作目。江戸時代、唐島藩城主が、セックスの快感を独占すべく発令した“閨房禁止令”をめぐっての大騒動を描いた、艶笑喜劇。脚本は「喜劇 女売り出します」の掛札昌裕。監督は、脚本も担当している「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」の鈴木則文。撮影は「まむしの兄弟 懲役十三回」の増田敏雄がそれぞれ担当。

ストーリー

時は十一代将軍徳川家斎治世の頃。家斎五十四番目の息女清姫が、九州唐島藩城主小倉忠輝に降嫁と決定した。ところが、この忠輝、三十四才にして格別の女嫌いで、すっかりノイローゼ気味。こんな状態で、初夜を向かえたが、清姫は無骨な忠輝にすっかり憤慨する。家老米津勘兵衛は、姫の機嫌を直す手段として、忠輝を女好きにする以外に方法が無い、と判断、博多屋に依頼する。秘事にたける博多屋は、フランス娘サンドラを献上する。彼女の煽情的な姿態とテクニックで忠輝は完全にセックスの虜となる。ある日城下を視察した際、セックスの快楽に浸っている庶民を見、我が身の窮屈さに大いに憤満を抱き、前代未聞の“閨房禁止令”を発令する。当然、違法者が続出し、毎日処刑が行われた。一方、責任を感じた清姫は、サンドラにテクニックを伝授してもらうが、いつの間にか互いに魅かれ合うのだった。その夜、博多屋の加虐に耐えかねたサンドラは他の異国人たちと博多屋を殺害する。無情の掟の前に、サンドラは、はりつけ、処刑されてしまう。忠輝は、深く反省。ようやく禁止令のおろかさを悟るのだった。かくして“閨房禁止令”は廃止され、城下の家々、田や畑は、睦みあう男女でいっぱいである。一方、忠輝は、目出たく清姫のもとに戻り、閨を共にするが、陶酔のうちに絶命する。

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作品データ

原題
The Erotomaniac Daimyo
製作年
1972年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1972年4月26日
上映時間
89分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社