柳生武芸帳(1961):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
柳生武芸帳(1961)
柳生武芸帳(1961)

柳生武芸帳(1961)

1961年3月1日公開、82分、時代劇
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おなじみ五味康祐の同名小説を、結束信二と高田宏治が脚色し、「お奉行さまと娘たち」の井沢雅彦が監督した時代劇。撮影は「地雷火組(1960)」の杉田正二。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

夕暮れの街道を行く虚無僧二人は家名再興を志す竜造寺家の遺児夕姫と忠臣神矢悠之丞。忍び姿の侍たち--山田浮月斎を頭とする霞の多三郎ら疋田陰流の一味が二人を襲う。目的は夕姫のもつ柳生武芸帖。それは柳生新陰流の秘伝と称され、天下を左右する恐怖の謎を秘めた水月・浮月の二巻。乱闘数刻、夕姫は武芸帖を通りかかった柳生十兵衛に渡しそのすきに逃れるが中味はただの白紙。彼女は山間の出湯で一息入れるが、虚無僧の装束を永井信濃守の妹清姫に持ち去られる。翌日、十兵衛は霞の多三郎と渡し舟に乗りあわせ武芸帖をめぐる浮月斎一味の陰謀を聞かされるが、同じ舟に居合わせた虚無僧姿の清姫に強引に弟子入れされる。じやじや馬姫の出現で眼れぬ夜を迎えた十兵衛を神矢悠之丞が襲いかかる。竜造寺家を幕府が改易にしたのは柳生家の密告によると信じた上での行動である。多三郎が悠之丞に力をかし、十兵衛には駆けつけた弟又十郎が加勢。--武芸帖の噂は幕閣の間にも広がる。十兵衛の父但馬守宗矩が全国の柳生新陰門下に檄をとばしたというのだ。柳生家追求に土井大老が立ち上ったが、松平伊豆守、永井信濃守、大久保彦左衛門らは宗矩の側に立った。江戸に戻った十兵衛と又十郎は父から武芸帖の謎を初めて聞かされた。それは、かつて家康が幕政を確立したころ、公卿の間に幕府転覆の陰謀があり、宗矩は父石舟と共に一味に加わったごとく装い連判状に名を連らねて事件を未然に防いだその連判状で、今これが公けになれば、柳生家はもちろん、天下の一大事になるというのだ。十兵衛の後を追って江戸に出た夕姫は悠之丞と土井大老に直訴したが、その場になって肝心の武芸帖がない。失望の余り自害しかけたところを大久保彦左に救われる。一方、十兵衛は彦左の計らいで姫君姿に返った清姫と楽しい一日を過ごし、また伊豆守の引き合わせで夕姫と悠之丞とも和解、竜造寺家再興に力をかすこととした。夕姫の持っていた武芸帖浮月の巻は清姫の手にあった。が、これを知った多三郎に姫ともども奪われる。宗矩のもつ水月の巻も浮月斎にねらわれたが十兵衛の力ではばむ。しかし、清姫と水月の巻を手中にした浮月斎はこれをオトリに十兵衛に一騎討を申込む。時刻は明六ツ。戸塚ケ原に柳生新陰と疋田陰流の両雄者が対峙する……。

作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
ニュー東映
上映時間
82分
製作会社
第二東映京都
ジャンル
時代劇

[c]キネマ旬報社

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