赤い空:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
赤い空
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赤い空

1959年1月14日公開
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モンタナの山岳地帯にある森林警備隊の活躍を描いたドラマ。アート・コーンの原作を「宇宙水爆戦」のジョセフ・M・ニューマン監督が映画化した。脚色は「情無用の街」のハリー・クライナーがあたり、撮影をチャールズ・G・クラークが担当している。音楽はソル・キャプラン。「ゴーストタウンの決斗」のリチャード・ウィドマークと「捜索者」「列車大追跡」のジェフリー・ハンターが顔を合わせ、他にコンスタンス・スミス、リチャード・ブーン、ウォーレン・スティーヴンス、ジェームズ・グリフィス等が出演する。製作サミュエル・G・エンジェル。テクニカラー・スタンダードサイズ1952年作品。

ストーリー

モンタナの大森林。そこには、天然資源を火災から守るアメリカ落下傘消防隊があった。ある日、火災の報告が入り、クリフ・メイソン(リチャード・ウィドマーク)を隊長とする一隊が現場に空輸された。一同は消火作業についたが、火勢がつのって隊員は火につつまれ、ヘリコプターが救援におもむいた時には、隊長メイソン1人が大火傷を負いながらも残っていたのみで、3人は焼死体となり2人は行方不明となっていた。クリフの妻エリー(コンスタンス・スミス)と行方不明の隊員ミラーの息子エド(ジェフリー・ハンター)の2人が飛行場でクリフを待っていたが、エドは父の死に疑問をもち、クリフに現場の事情の説明を求めた。そして、生死の瀬戸ぎわにあったその折の事情を、充分説明できないでいるクリフに不満をもったエドは、火災現場にとんで父の遺品を発見し、クリフが自分1人を助けるために他の隊員を犠牲にしたと信じこんでしまった。そのうち、エドの留守中、森林にまた火災が発生した。今度もクリフが隊長となって必死の消火作業がはじまった。火勢はいよいよ強まり、増援部隊が要請された。そして、この増援部隊の中には、憎悪に燃えたエドがいた。エドは公務をはなれてクリフに挑戦し、格闘のすえ、崖下におちて足を折った。強風にあおられた火は隊員たちのまわりを囲み、空中から避難の指示が出された。エドを助けて、クリフは地下に壕をほって全員をもぐらせ、火を頭上にやりすごすことに成功した。クリフの、この応急の処置によって、隊員達は全部危うく救われた。火災現場の恐ろしさと、隊員たちの働きや、隊長の任務の厳しさなどを如実に知ったエドは、今は誤解もとけて、かたく命の恩人クリフの手を握るのだった。

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作品データ

原題
Red Skies of Montana
製作年
1952年
製作国
アメリカ
配給
海外映画
初公開日
1959年1月14日
製作会社
サミュエル・G・エンジェル・プロ映画


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