気まぐれ鴉(1961):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
気まぐれ鴉(1961)
気まぐれ鴉(1961)
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気まぐれ鴉(1961)

1961年9月6日公開、63分
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「腕まくり七色娘」の大和久守正の脚本を、「怪人まだら頭巾」の小野登が監督した股旅もの。撮影は「忍術使いと三人娘/女狐変化」の杉田正二。

ストーリー

旅鴉椿の千太郎は、賭場のいざこざから斬られかけた用心棒井原剛之助と、肝胆相照らす間柄になった。道すがら、女スリ竜巻のお新に財布をスラれかけたことから、剛之助はお新に追っかけられるハメとなった。彼はさるお城から雇われ、その道中なのである。結城藩の次席家老沼田外記から後継ぎの英之進を殺すよう命じられた。寝床に忍びこみ、英之進を刺そうとした剛之助は、驚いた。英之進が千太郎と瓜二つなのだ。剛之助は暗殺に失敗、英之進は感応院にこもってしまった。暗殺に失敗した外記は、眠り薬をまぜた食物を、雪姫の贈物と偽わって英之進に与えた。千太郎が好奇心にかられて感応院へ忍びこみ、捕えられた。英之進が家督相続の日まで回復しないため、瓜二つの千太郎は替え玉に命じられた。夢にみた若殿様、それに美しい雪姫との楽しい語らい。しかし千太郎は次第に窮屈さを感じた。ある日、裸になったため外記一味に背中の椿のいれずみを発見されてしまった。家督相続の当日、外記にいれずみを見せろとつめよられ、千太郎は絶体絶命。剛之助が英之進をかかえて急場を救った。外記から、千太郎の暗殺をもちかけられたが、剛之助は百両を棒にふって親友救助にかけつけたのだ。--千太郎は雪姫と瓜二つの娘を見つけ、後を追う。また、夢を追っての旅鴉道中だ。

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作品データ

製作年
1961年
製作国
日本
配給
ニュー東映
初公開日
1961年9月6日
上映時間
63分
製作会社
ニュー東映京都


[c]キネマ旬報社