団地夫人:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
団地夫人
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団地夫人

1962年12月26日公開、コメディ/サスペンス・ミステリー
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オール読物所載・円地文子原作から吉岡道夫が脚色、「サラリーマンどんと節 気楽な稼業と来たもんだ」の枝川弘が監督したコミカル・スリラー。撮影もコンビの秋野友宏。

ストーリー

桜戸英一は最近はるみと結婚したばかりの新聞記者。やっと二人は団地に入れたものの英一は新聞記者の御多分に洩れず帰宅は一定しない。はるみは一人淋しがっていると、隣家の人形作りの師匠、道代から会に入るよう誘われた。入会してみれば人形作りは二の次で、夫の浮気に対抗する奥様、精力絶倫夫人、ガメツイ二号さん等団地の有閑夫人ばかり。ある日、英一とはるみの結婚記念日がやって来た。はるみは英一と久し振りに食事をしようと喫茶店で待った。が、約束の時間にも英一は来なかった。と突然、道代の家に同居中の甥、良司が話しかけて来た。その頃英一は突発事件の原稿を時間を気にしながら書いていた。書き終り早速喫茶店へすっとんだが、はるみは帰っていた。それを聞いた道代達は、はるみに策を与えた。英一を妬かせるために、はるみが浮気をしてるよう見せると言うのだ。相手は良司だった。ある夕方、英一へ怪電話がかかった。「はるみが河原で男と逢引している」と。英一は河原へ飛んだ。なる程、はるみは逢引していた。英一はいかりに燃え帰宅した。はるみがいくら芝居だと弁解しても聞き入れなかった。ついに二人の間は喧嘩になった。その頃遠くでパトカーのサイレンが鳴った。河原で良司が殺されたのだ。俄然英一は元気を取り戻し聞き込みを開始した。が、露呈されるのはマダム連のよろめき話ばかりだった。事件もピンク色に包まれてしまっていた。ところがそのピンクのムードのヨロメキマダムの口から意外や、良司とはるみが芝居している時、誰かが二人をつけていたと言うのだった……。

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作品データ

製作年
1962年
製作国
日本
配給
大映
初公開日
1962年12月26日
製作会社
大映東京
ジャンル
コメディサスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社