悪名高きろくでなし:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
悪名高きろくでなし
悪名高きろくでなし
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悪名高きろくでなし

1963年3月3日公開、82分、アクション
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「歌う明星 青春がいっぱい」の若井基成のオリジナル・シナリオを、「鉛をぶちこめ」の斎藤武市が監督したアクションもの。撮影は「探偵事務所23 くたばれ悪党ども」の峰重義。

ストーリー

竜巻丈次は血気さかんな週刊誌のトップ屋だ。女は皆獣だとした記事から、どの雑誌社もボイコット、一文なしの丈次は体を舗道にもてあましていた。と、スリがドスンとぶち当り財布を入れて逃げ去った。中身は東京駅ロッカールームの預り証、そしらぬ顔でひき出したボストンバッグを開けてビックリ、手の切れるような札束がいっぱい。躍り上った丈次は早速“ミカド”へ乗りこみ女性記者磯野めぐみを呼び出した。呆然とするめぐみの前で踊り子達にチップの雨を降らせ、すっかり英雄気どりで帝国ホテルへ乗りつける豪遊ぶり、そこへ突然刑事が現れ丈次をニセ札犯人容疑で逮捕した。次の瞬間、待ち受けたニセ札犯の一味が丈次を奪った。犯人は丈次を豪華な邸宅に監禁しコールガールのルミ子をつけて時を稼いだ。丈次はルミ子が眠りこけたすきに家を抜けだし、街へ一歩足を踏み入れて驚いた。新聞にはニセ札犯人として書きたてられ街中丈次の手配写真でいっぱい。すっかり憤慨した丈次は都内の随所で大騒動をまきおこし、テレビ局へ逃げこむとマイクに向って俺は犯人ではない、と喋りまくると、続々とつめかけたパトカーを尻目にめぐみのスポーツカーで逃げ去った。執拗に待ち受けた週刊ホリディの編集長水上とめぐみが丈次を捕えて社へ連れ帰り、ニセ札犯人手記として記事をでっち上げた。ヤケッパチの丈次はサツを呼び出してブタ箱にほうりこまれた。そこへいつかのルミ子があらわれたから、丈次は警官をなぐりとばして後を追う。その口からボスは飛行機で香港へ逃亡中だと知ると、丈次はその足で航空局へ駆けつけ、三原山上空で旋回する不審な輸送機を探知した。調布飛行場でまちぶせして一味四人を捕えたがボスはいなかった。丈次は香港公司でボスの居場所を嗅ぎつけた、がそこは何と週刊ホリデイのビル、真犯人水上はニセ札をバッグにつめこんでいた。たちまち大乱闘、得意の鉄腕で男五人を叩きのめすと、丈次は明るい舗道へとび出していった。

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作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1963年3月3日
上映時間
82分
製作会社
日活
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社