若い樹々|MOVIE WALKER PRESS
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若い樹々

1963年4月14日公開,80分
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“地上”連載・壷井栄原作を「悲恋の若武者」の相良準と甲斐千代が共同で脚色、原田治夫が監督した青春ドラマ。撮影は「団地夫人」の秋野友宏。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

立花理々子は東京に住んでいる叔母のもと子を頼って上京した。ジャズ歌手の野添ミチを頼っていくという同期生の三沢千鶴子と別れて叔母の家についた理々子は、お手伝いさんの就職先が用意されていたのでしょんぼりした。夜間高校への夢は破れたが、理々子は一生懸命やれるだけのことはやると心を決めた。就職先の本橋家は品枝未亡人の一人暮し、そして夫人は娘たちの家へ手伝いに行ってくれと言うのである。まず、理々子は娘婿の三宅要助に廻された。忽ち男の子三人に囲まれて西部劇ごっこ、なついた子供達に部屋の掃除を命じて綺麗に片付け、夕食は理々子の料理で一家は舌づつみを打った。翌日、理々子は三宅幾代邸に向った。この家は三人姉妹オールドミスで、意地が悪く人使いが荒い。それでも末娘の蘭子は理々子のために自転車を貸してくれた。颯爽と自転車を飛ばす理々子はクリーニング店の御用聞き橘悟と衝突して川に転落、自転車を壊してしまった。悟は定時制高校の二年生、自転車の修理代三千円を貸してくれた。理々子は翌日はもうタライ廻しであるが修理した自転車が蘭子の家に届けられたことから騒ぎが起った。お目見得泥棒をよこしたと言われて怒鳴り廻るもと子叔母。あまりの言いがかりに泣く理々子だが、自分の正しいことは主張しなければならないと知った。大都会に出て来た若い樹々に苦難の嵐が吹く。千鶴子はイカれた青年と知りあって捨てられそして自殺を決意する。彼女に暖い手をさし向けるのは両親がなくても張切る野添ミチ、そして理々子。十代の樹々はすくすくと伸びていくのだ。

作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
配給
大映
上映時間
80分

[c]キネマ旬報社

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