あの橋の畔で 完結篇:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
あの橋の畔で 完結篇
あの橋の畔で 完結篇
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あの橋の畔で 完結篇

1963年7月27日公開、90分
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前作に引続き菊田一夫の原作を野村監督、安部漠、「下町の太陽」の山田洋次が脚色、「拝啓天皇陛下様」の野村芳太郎が監督したメロドラマ。撮影はコンビの川又昂。

ストーリー

不倫を口実に五百万円の慰謝料を請求された葉子のために、光晴はかねてから頼まれていた北海道での仕事を引き受けて金を借りた。それで示談に出来ると聞いて彼は任地へ発っていったのだが、離婚を条件にと聞いた信介は行方をくらませてしまった。光晴からチカ坊の祖父が函館にいるとの知らせで、葉子は北海道に旅立った。ある日葉子は街でタクシーの運転手をしている信介と出逢った。札幌で会った女時子と一緒になり真面目に暮しているという信介と話している最中に、葉子は激しい頭痛に襲われ病院にかつぎこまれた。病名は脳腫瘍、信介は入院した葉子に離婚届を手渡し、二人の幸せを言づけていった。容態が悪化した葉子は東京の大学病院で手術を受けたが、生命はあと二年位と担当の沖教授に宣言され、光晴は呆然とした。だが葉子には打ち明けず、残された二人の幸せを築こうと光晴は結婚を決意した。やがて葉子と光晴の結婚式が挙げられ、幸せな毎日は夢のように流れていった。だがその中にも真実を話し合えぬ光晴は日夜苦しんだ。結婚一年半、精密検査を受けた葉子は全快を告げられた。光晴は天にも登る気持であったが、これは神経的に参っている彼をいたわる沖教授のいつわりの証言であった。結婚二周年を迎えた春、美しく装った葉子を中心にみんなを招待したパーティが開かれた。ピアノをひく葉子、その体に変化が起りつつあることなど見守る一同にはうそとしか思えなかった。沖でさえも奇蹟が起きたのではないのかと思うのだったが……。

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作品データ

製作年
1963年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1963年7月27日
上映時間
90分
製作会社
松竹大船


[c]キネマ旬報社