帰ってきた狼|MOVIE WALKER PRESS
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帰ってきた狼

1966年5月11日公開,78分
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「北国の街」の倉本聰と明田貢が共同でシナリオを執筆、「競輪上人行状記」の西村昭五郎が監督した青春もの。撮影は「明日は咲こう花咲こう」の姫田真佐久。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

晩秋のある朝、純は新聞で実業家江木俊之助の溺死事件を知った。しかし純には、それが、事故死ではなく、明らかに池殺であることがわかっていた。--数カ月前の夏、一日中標本いじりばかりしていた純を、両親はせきたてるように海に連れだした。むろん純の健康状態を気づかってのことだ。それで仕方なく純は捕虫網をかついで海岸へ出た。その純の視野へヨットに乗った、派手なビキニをまとった小麦色の肌をした美しい女リカがとびこんできた。リカは純の父の知人の娘であり、同乗の青年雪三は、混血の美しい青年であった。この雪三は去年傷害事件を引きおこしていた。傷つけた相手は集落民である雪三らを追いだして、海岸に歓楽境をつくりあげようとした実業家江木であった。海に育ち、海を心から愛していた雪三には、それがどうにもがまんできなかったのだ。リカは、そんな雪三のたくましい身体と、その顔に時としてやどる深いかげに次第に魅かれていった。こうしてリカは、ある時は純に優しくし、ある時は雪三と熱い接吻をかわし、二人の男の心を小悪魔のようにくすぐり、嫉妬心をあおった。そしてリカはことあるごとに、雪三に再び江木を刺すことをけしかけた。そうしたある日雪三は同じ混血の仲間イチに会った。イチも静かな海を愛していた。「オレは決めた--」そお言い残すとイチは単身江木を刺しにでかけた。が、偶然そばにいた純が江木をイチの突きだすナイフから救った。イチは警察に連れ去られた。それを見ていたリカは、雪三がイチにやらせたものと誤解して激しく雪三をののしった。それから数日たったある夜、リカのヨットが突然火をふいた。この附近を荒す雷族たちの仕業であった。火災の中、どこからとびだしたか、雪三が野獣のようにはねまわり、雷族たちを叩きのめす姿があった。その事件を境に雪三はプッツリと純やリカの前から姿を消していたのだ。--純が事件を知らせにリカをヨットハーバーに訪ねると、リカは相変らず沢山の男友だちにかこまれ、新造のヨットで晩秋の海にでていくところであった。

作品データ

製作年
1966年
製作国
日本
配給
日活
上映時間
78分

[c]キネマ旬報社

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