アイアン・イーグル|MOVIE WALKER PRESS
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アイアン・イーグル

1986年4月19日公開,116分
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敵の捕虜となった空軍大佐の父を救出するため18歳の少年が最新鋭の戦闘機に乗って敵地に殴り込みをかけるアクション映画。製作はロン・サミュエルスとジョー・ワイザン、監督はシドニー・J・フューリー、脚本はケヴィン・エルダーズとフューリー、撮影はアダム・グリーンバーグ、音楽はバジル・ポールドゥリスが担当。出演はルイス・ゴセット・ジュニア、ジェイソン・ゲドリックなど。ドルビー・ステレオ。日本版字幕は戸田奈津子。メトロカラー、ビスタサイズ。1986年作品。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

ダグ(ジェイソン・ゲドリック)は、空軍基地の町ビーチャーに住む18歳の高校生。父のテッド(ティム・トマーソン)がFー16の空軍大佐であることから、テッドはクラスメートたちとイーグル・フライング・クラブを結成、いつの日か父と一緒に大空を飛ぶことを夢見ていた。高校卒業を目前に控えたダグのもう一つの目標は、空軍士官学校へ入学することだったが、残念にも不合格。それをからかったクラスのノッチャー(マイケル・ボウエン)と、バイクとセスナの危険なレースで決着をつけることになり、ノッチャーを負かしてウップンを晴らす。そんな時、父が中東上空をテスト飛行している時に某国のミグと遭遇、被弾して捕虜となったという連絡が入った。しかも、軍事裁判で死刑の判決が下ったのだ。ダグは悲嘆にくれる母エリザベス(キャロライン・ラガーフェルト)を伴って父を救出してくれるように空軍へかけあうが、軍も政府も救出の手だてがないという。いらだつダグは、自らの手で救出するしかないと決意したものの方法がない。そのダグの前に心強い味方が現われた。黒人の退役空軍大佐チャピー・シンクレア(ルイス・ゴセット・ジュニア)だ。ダグはチャピーに父親救出作戦に協力してほしいと申し出るが、彼はセスナの操縦やシミュレーション飛行の経験だけで最新鋭戦闘機Fー16は乗りこなせないと拒否。処刑まであと3日。ダグはイーグル・フライング・クラブのメンバーの協力を得て基地内に潜入、敵の防衛機密や飛行データを盗み出した。そんなダグの熱意にチャピーが折れ、マン・ツー・マンの厳しい実戦訓練が始まった。ダグは次々と知識を吸収し、腕を上げた。いよいよ出発。2人は空軍から2機のFー16を無断借用し、6000マイル彼方に向かってテイク・オフ。チャピーの巧みな誘導をウォークマンから流れるロック・ビートに鼓舞されてダグの心がはやる。いよいよ敵の領空に入り、向かえうつミグ21の編隊と凄絶なドッグ・ファイトが展開される。初ファイトとは思えぬダグの活躍で敵機を壊滅させるが、チャピーは被弾し海中に落下していった。1人になってしまったダグは、カセットに録音されたチャピーの誘導に従って、単身敵地に殴り込みをかけ、処刑寸前の父の救出に成功。帰還したダグを母や友人たちが出迎えてくれた℃しかも、その申に死んだと思っていたチャピーの姿が。2人は成功を祝して固く抱き合った。数日後、2人は軍に呼び出され、今回の事は他言さえしなければ罪を問わないと温情あふれる判決を言いわたされた。だが、チャピーはニヤリと笑いながら言い返した。「しかし、ダグは口が軽いから、空軍士官学校に放り込んで隔離した方がいいでしょう」。

作品データ

原題
Iron Eagle
製作年
1986年
製作国
アメリカ
配給
コロムビア映画
上映時間
116分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.2
  • ター坊

    5
    2006/11/21

    監督 シドニー・J・フューリー
    出演 ルイス・ゴセット・ジュニア、ジェイソン・ゲドリック、デイビッド・スーシェ、
        ティム・トマーソン、ラリー・B・スコット、キャロライン・ラガーフェルト、
        ジェリー・レヴィン、ロビー・リスト、マイケル・ボウエン、
        ボビー・ジャコビー、メロラ・ハーディン他

    ダグ(ゲドリック)は、空軍基地の町ビーチャーに住む18歳の高校生。
    父のテッド(トマーソン)がFー16の空軍大佐であることから、テッドはクラスメートたちとイーグル・フライング・クラブを結成、いつの日か父と一緒に大空を飛ぶことを夢見ていた。
    高校卒業を目前に控えたダグのもう一つの目標は、空軍士官学校へ入学することだったが、残念にも不合格する。それをからかったクラスのノッチャー(ボウエン)と、バイクとセスナの危険なレースで決着をつけることになり、ノッチャーを負かしてウップンを晴らす。
    そんな時、父が中東上空をテスト飛行している時に某国のミグと遭遇、被弾して捕虜となったという連絡が入った。しかも、軍事裁判で死刑の判決が下ったのだ。ダグは悲嘆にくれる母エリザベス(ラガーフェルト)を伴って父を救出してくれるように空軍へかけあうが、軍も政府も救出の手だてがないという。いらだつダグは、自らの手で救出するしかないと決意したものの方法がない。
    そのダグの前に心強い味方が現われた。黒人の退役空軍大佐チャピー・シンクレア(ゴセット・ジュニア)だった。
    ダグはチャピーに父親救出作戦に協力してほしいと申し出るが、彼はセスナの操縦やシミュレーション飛行の経験だけで最新鋭戦闘機Fー16は乗りこなせないと拒否する。処刑まであと3日、ダグはイーグル・フライング・クラブのメンバーの協力を得て基地内に潜入、敵の防衛機密や飛行データを盗み出した。
    そんなダグの熱意にチャピーが折れ、マン・ツー・マンの厳しい実戦訓練が始まった。ダグは次々と知識を吸収し、腕を上げた。いよいよ出発する。
    2人は空軍から2機のFー16を無断借用し、6000マイル彼方に向かってテイク・オフする。
    いよいよ敵の領空に入り、向かえうつミグ21の編隊と凄絶なドッグ・ファイトが展開される。初ファイトとは思えぬダグの活躍で敵機を壊滅させるが、チャピーは被弾し海中に落下していった。
    1人になってしまったダグは、カセットに録音されたチャピーの誘導に従って、単身敵地に殴り込みをかけ、処刑寸前の父の救出に成功するのだった…。

    「トップガン」以前に作られたジェット戦闘機によるアクション映画です。
    「トップガン」では海軍に採用されていたF-14トムキャット(現在は引退)でしたが、本作では空軍、陸軍採用のF-16ファイティングファルコン(現在も現役)が登場し活躍します。
    敵役のミグとして使われているのがフランスの戦闘機ミラージュです。イカの頭の様な三角の翼が象徴的で、「ナイト・オブ・ザ・スカイ」では現行のミラージュ2000が使われています。

    本作のアクションシーンは非常に素晴らしく、本作のアクションシーンは本作後に作られた亜流F-16映画に多く転用されています。

    アクションは素晴らしいのですが、主役のダグ役のジェイソン・ゲドリックの下手くそな演技が異様に目立ちます。
    本作の某中東国の大佐で悪役を演じているデビッド・スーシェは英国TV局BBCの「名探偵ポワロ」のポワロとして有名ですが、「エクゼクティブ・デシジョン」等の悪役としても有名です。

    本作は続編が3作作られました。
    パート2の「メタルブルー」は、始まって早々にダグがソ連の領空を侵犯しミグに撃墜され死亡し、チャピーとダグの親友のパイロットらの特殊チームとダグを撃墜したパイロットを含むソ連のチーム合同で中東の核施設を破壊する話です。
    パート3「エイセス 大空の誓い」はチャッピーは航空博物館のパイロットでP-38ブライトニングに乗っています。その他日本人パイロット役のサニー千葉は零戦、英国人パイロットはスピットファイア、ドイツ人パイロット役のホルスト・ブッフホルツはメッサーシュミットに乗り、皆で麻薬王と戦います。
    パート4「アイアン・イーグル4」ではなぜか、ダグが生き残っていて、チャッピーと共に不良ガキどもを飛行機を通じて更生させる話です。

    「メタルブルー」では、ソ連のミグをF-4ファントムが演じており、中東の戦闘機は相変わらずミラージュでした。アクションは新たに撮影されたシーンが多く素晴らしいです。
    「エイセス 大空の誓い」ではプロペラ機対ジェット機という構図が素晴らしくアクションもすごく良いです。
    「アイアン・イーグル4」は論外です。

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