赤ちゃん教育:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
赤ちゃん教育
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赤ちゃん教育

1938年公開、102分
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「素晴らしき休日」「男装」と同じくキャサリン・ヘップバーンとケーリー・グラント主演する映画で、「無限の青空」「永遠の戦場」のハワード・ホークスが監督・製作したもの。原作はヘイガー・ワイルド作の小説で、「ハリケーン(1937)」「富豪一代」のダドリー・ニコルズが原作者ワイルド女史と協力脚色した。撮影は「男装」「特ダネ戦線」のラッセル・メティが擔任している。助演者は「報道戦」「月を消しましょ」のチャールズ・ラグルズ、「オペラ・ハット」のウォルター・カトレット、「干潮」のバリー・フィッツジェラルド、「躍り込み花嫁」のメイ・ロブソン、「真実の告白」のフリッツ・フェルド、「ギャングの罠」のタラ・ビレル、新人ヴァジニア・ウォーカー等である。

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ストーリー

若き動物学者デイヴィッド・ハックスリーは3年を費やして雷龍の骨格を組立て、残るは肋間鎖骨1本で完成というところに到った。折しもコロラドにおける発掘隊から肋間鎖骨発見、直ぐ送る、と電報が来た。彼は博物館での助手アリス・スワロウと、雷龍が完成した暁には結婚すると約束をしていたので、晴れて明日結婚することとなる。その日は、彼が勤める博物館に百万ドル寄付してもよいと言っている未亡人の法律顧問ビーボディとゴルフをする約束があったので、デイヴィッドはアリスに促されて出掛けた。ところがゴルフ場では横着なわがまま娘に邪魔されて彼はろくにゴルフも出来なかったが、晩にはレストランでビーボディと会食することになった。しかしそこにかの令嬢が現れ、さっそくひと悶着起きて、ビーボディ氏が来た時には、デイヴィッドは上着を、彼女はスカートを裂いてしまって食事どころではなくなってしまった。彼女はスーザン・ヴァンスという娘で、ビーボディなら子供の時からの知り合いだから、その家へ連れていくという。ところが、訪ねたのが夜半過ぎでビーボディには会えなかった。翌日デイヴィッドのところへは例の肋間鎖骨が届いた。喜んで博物館へ行こうとするところへ、スーザンから「家に豹がいるから助けて」と電話が入った。それは大変と駆けつけると、豹というのはペットとして慣らされた豹で、名前は「赤ちゃん」という。 スーザンはお人好しの動物学者が好きになったので、彼を博物館の助手と結婚させないため、「赤ちゃん」を使って、デイヴィッドをコネチカットの寒村にある伯母の別荘へ連れていく。デイヴィッドは直ぐ引返そうとするが、入浴中にスーザンが服を洗濯してしまったため、ニューヨークへ帰れなくなってしまった。様々な行き違いのため挙動不審となるデイヴィッドを見て、伯母は彼を気違いか知的障害者だと思い込んだ。実はこの伯母こそ百万ドル寄付の未亡人だったのだ。デイヴィッドは寄付を逃すまいと、ボーンという偽名を使う。一方、彼の大切な肋間鎖骨を犬のジョージがどこかへ隠してしまった。デイヴィッドは広い庭をスーザンと探しまわるが、夜になると今度はジョージも「赤ちゃん」までも失踪してしまった。徹夜して探し回る二人だったが、その夜、サーカスから逃げ出した凶暴な豹を、スーザンが「赤ちゃん」と間違えたことから大騒ぎとなり、二人は留置場に放り込まれてしまった。ビーボディとアリスの発言で放免されたが、デイヴィッドはアリスから結婚は無期延期と宣告されてしまう。しょげるデイヴィッドの元へ、無くなった肋間鎖骨を持ってスーザンが訪ねて来た。雷龍完成と喜んだのも束の間、スーザンが梯子からころげて雷龍はバラバラになってしまった。しかし、スーザンはデイヴィッドの腕にしっかりと抱かれていたのだった。

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作品データ

原題
Bringing Up Baby
製作年
1938年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ映画
初公開日
1938年
上映時間
102分
製作会社
RKOラジオ映画


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