新宿育ち:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
新宿育ち
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新宿育ち

1968年9月4日公開、88分
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「黒蜥蜴(1968)」の成澤昌茂がシナリオを執筆し、「怪談残酷物語」の長谷和夫が監督した風俗もの。撮影は「天使の誘惑」の丸山恵司が担当した。

ストーリー

夏のある日、島村君枝は国電の中で財布をスリ盗ろうとして失敗し、ヒゲ面の若者鯨井につかまってしまった。鯨井にひきずられるまま大久保の旅館に行った君枝は、鯨井に身体を奪われてしまった。つづいてレズビアンバー“オーヅカ”に連れられた君枝はそこの常連である鯨井の情婦よしみや繁子、明美、たま子を紹介された。彼女らは鯨井のボディーアートに陶酔し、彼のとりこになっている女たちだった。ところが、よしみはいつしか鯨井に嫌悪を抱くようになり、“オーヅカ”のバーテン子安を愛するようになった。よしみは、子安を誘惑するが彼は一向に燃えなかった。子安は喫茶店清月堂社長の半田にひろわれ、可愛がられてホモになってしまったのだ。それから数日、半田はよしみを彼の別荘で開いたハプニングパーティに招待した。そこへ来ていた明美は、レズビアンにふけり、半田は鯨井や子安と組んで、君枝を犯してしまった。その後、よしみと子安は夜の浜辺を歩いた。そこでよしみは子安を口説いたが、半田と奇妙な関係にある彼は、すっきりしなかった。浜辺に一人残されたよしみは、学生風の三人組に襲われた。そんなことがあってよしみは蒸発した。二ヵ月たって帰って来たよしみの肌には、子安が好きなガーベラの花と彼の名前が彫ってあった。子安ははじめてよしみの愛を知った。ガーベラの花と白い肌は、子安を惑わせ、いつしか同棲生活に入っていった。だが子安の働きでは、その生活も長続きしなかった。やがて鯨井がよしみを口説き、金に困ったよしみは半田と一夜を共過した。よしみの刺青は、半田を陶酔させ、子安に別れるよう強迫した。子安、よしみの心中死体が発見されたのは、それから間もなくのことだっだ。

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作品データ

原題
Nightown
製作年
1968年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1968年9月4日
上映時間
88分
製作会社
松竹


[c]キネマ旬報社