恋のつむじ風:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
恋のつむじ風
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恋のつむじ風

1969年3月12日公開、85分
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「夜の牝 花と蝶」の才賀明がシナリオを執筆し、「青春の鐘」の鍜治昇が監督した青春もの。撮影は「花ひらく娘たち」の山崎善弘

ストーリー

八丈島育ちの純情娘松山アカネは親友アオイの仕組んだ芝居にのって、一ノ瀬俊平との結婚を諦め、東京での生活をはじめた。喫茶店「街角」で働くことになったアカネは一転して都会の刺激と喧騒にまきこまれていった。アカネがミドリの紹介で、プレイボーイの安彦と知合ったのはそんな折だった。一方、身に憶えのないことで花嫁に逃げられた俊平は、先輩の女子高教師後藤を頼って上京し、アカネを探していた。後藤は、教え子ミチ子の、姉令子との交際を勧めたが、俊平の心はおさまらなかった。翌日、俊平はミチ子から聞きだした「街角」にアカネを尋ねたが、アカネの態度は冷たかった。だが、俊平に会ったことでアカネの心は動揺していた。その日、アカネは安彦と遊び興ずるうちに体を求められ、一目散で逃げ帰った。しょげかえるアカネに、バーテンの公夫がプロポーズした。アカネは、めまぐるしく豹変する都会の荒波に疲れきり、いつしか俊平を思い出すのだった。その頃、俊平はまゆみに出会っていた。結婚式をぶちこわした張本人のまゆみは、公夫の子を宿していた。あの時の芝居は中絶のお金欲しさに、アカネを東京へ連出そうとしていたアオイに頼まれてやったのだった。事情を知った俊平は、同情して父親代りを引受けアオイに手術を受けさせた。そして病院に駈けつけたアカネとの仲違いは円満解決。やがて、アオイらの声援を受けて、二人は八丈島へ戻っていった。

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作品データ

製作年
1969年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1969年3月12日
上映時間
85分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社