母を尋ねて幾山河:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
母を尋ねて幾山河
母を尋ねて幾山河
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母を尋ねて幾山河

1954年12月21日公開、63分
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「泥にまみれて」の八木沢武孝の脚本を、「暗黒街の脱走」の小石栄一が監督し、同じく佐藤三郎が撮影を、飯田三郎が音楽を担当。出演者は「あんみつ姫」の松島トモ子、「忠治外伝 火の車お万」の月丘千秋と高木二朗、「あゝ洞爺丸」の船山汎のほか花澤徳衛、小島洋々等で、浪曲映画シリーズの一つ。

ストーリー

越後長岡の豪商柏屋の手代清七は旅の途中主家の金八十両を落したのを気に病み、妻お梅と娘みよを残して自殺した。お梅に目をつけていた柏屋半兵衛は、金の代りに妾になれと勧めるが、お梅は振切って他の土地で稼いで金は却すという。半兵衛は金のかたとしてみよを引取った。そして四年、みよは酷使されながら母を待ったが、彼女を孫のように愛した柏屋の婆やおとせは、父の遺品の男女雛を持たせ、信州上田にいるというお梅を尋ねてみよを一人旅立たせた。道連れの角兵衛獅子一家に助けられて、みよは上田の料亭に辿りついたが、母は江戸へ去った後だった。悲しむ彼女を旅人伊奈の安五郎が助けて江戸へ向ったが、安五郎は賭博の遺恨から聖天一家に襲われ、みよと別れ別れになった。みよは旅役者団九郎一座に拾われたが、団九郎が彼女を売飛ばそうとしているのを知って逃出す。安五郎もみよを探して江戸へ向った。みよは江戸で角兵衛獅子一家に再会し、その仲間になって歌をうたいながら母を探していた。お梅は柳橋で芸者に出ていたが、飛脚上りの宇平がお梅の托した柏屋への金を横領した事を知る。而も彼は暴力でいどみかかった。其時躍りこんだのは安五郎。忽ち宇平は放り出された。折しも角兵衛獅子に加ったみよの姿が軒下に見え、親娘は堅く抱合った。

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作品データ

製作年
1954年
製作国
日本
初公開日
1954年12月21日
上映時間
63分
製作会社
東映東京


[c]キネマ旬報社