戦国秘聞:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
戦国秘聞
戦国秘聞
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戦国秘聞

1955年2月25日公開、89分、時代劇
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ホイベルス神父の原作を製作者の御手洗彦麓が脚色し、大岩大介が第一回の劇映画として監督、撮影は「たん子たん吉珍道中 三部作」の山中晋である。主演のマリア・ミタライは往年のスタア五月信子である。

ストーリー

明智光秀は信長を本能寺に斃したが、秀吉の逆襲に敗走し、小栗栖長兵衛の竹槍に仆れた。細川忠興の妻玉子は光秀の娘だった。忠興は秀吉の怒りを恐れ、玉子を尼寺に蟄居せしめた。光秀を殺した長兵衛は玉子をも殺し、一層有名になろうとしたが、警護の士に捕えられる。玉子は彼を殺そうとした時、侍女清原に「汝の敵を愛せよ」と説かれ、信仰の目を開いた。天下を統一した秀吉は諸大名を集めた祝宴の日に、玉子に言いよったが彼女の智勇と貞節に拒絶される。秀吉は九州の切支丹大名征伐のため、高山右近や小西行長の連合軍を派遣し、忠興も参加せしめた。九州征伐が終る頃、忠興は秀吉が切支丹迫害の意図を持つことを知り、弟の興元を急ぎ大阪に帰したが、すでに玉子は邸内に礼拝堂さえ設けていた。秀吉は切支丹弾圧令を発布し、細川の留守宅は表門を閉された。その圧迫の中で玉子は洗礼を受け、ガラシヤと名を改めた。忠興は妻に改宗を迫ったが、彼女の堅い信仰は動かなかった。秀吉の死後、忠興は関ケ原で徳川の陣営に走り、石田三成は忠興の留守宅を襲った。ガラシヤ夫人は燃え上る礼拝堂で静かに生涯を終った。

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作品データ

製作年
1955年
製作国
日本
配給
共和映画
初公開日
1955年2月25日
上映時間
89分
製作会社
リリア・アルバ映画
ジャンル
時代劇


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