キラー・ビー(1977):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
キラー・ビー(1977)
キラー・ビー(1977)
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キラー・ビー(1977)

1978年1月21日公開
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蜂の大群に襲われたアメリカ南部の町の恐怖を描く。製作総指揮はアラン・ランズバーグ、製作・監督は「黄金の指」のブルース・ゲラー、脚本はガードン・トュルーブラッド、撮影はリチャード・C・グルーナー、音楽はウォルター・マーフィーが各々担当。出演はマイケル・パークス、グレッチェン・コルベット、ベン・ジョンソン、ホルスト・ブッフホルツ、ポール・ヘクトなど。

ストーリー

ミシシッピー河口。幽霊船のようにただよう1艘のバナナ船があった。やがて、船は方向を失い、航行中の大型タンカーと接触事故を起こす。不気味なことに人っ子1人乗っていない。しかも、タンカーの船員は変死体で発見された。その頃、町のシェリフ、マッキュー(ベン・ジョンソン)は、愛犬が何者かによって毒殺されているのを知り、ニューオリンズの検死局へ向かう。だが結果は意外なものだった。若手の検死官助手ジェフ(マイケル・パークス)が、死因は毒殺ではない、と断言したからである。さらに、そこに運ばれて来た船員の死体--、それは全身を針のようなもので刺されたものだった。また犬と船員の胃袋からは多量の蜂蜜が発見される。不審を抱くジェフはかつての恋人で美人昆虫学者のジェニー(グレッチェン・コルベット)に協力を求めた。2人は早速、国立蜂研究所に急ぎ、意外な事実を知らされる。なんとその蜂は、南米に輸入されたアフリカ種の蜂で、ブラジルより逃げ出し、船にまぎれこんできたのだ。この蜂は赤と黒に敏感で、どんな小さな音にも刺激され、人を襲うというのだ。その日、ニューオリンズの町は、1年で1番賑やかなマルディ・グラの祭日。もしその蜂の大群が襲ったら--。ジェフとジェニーは、市長にかけあうが、相手にしない市長。2人は最後の望みに、南米にいる蜂の研究の第一人者、ミューラー博士(ホルスト・ブッフホルツ)に来訪を要請。その頃、町の郊外では惨殺死体が次々と発見される。数日後、ミューラー博士は到着し、ジェフ達は事件の解決の一歩を踏み出した。博士の作戦は、群れの中にいる女王蜂を温和なイタリー種の女王蜂と入れ替えることにより、殺人蜂を中性化し、捕えようというのだ。仮にその女王蜂を殺してしまえば、群れは散り大変なことになる。やがて、ジェニーと博士は町はずれのホットドッグ店で蜂の群れを発見。博士は早速、女王蜂の入ったケースを持ち、防護服を着て店内に入る。しかし、お祭り気分の若者の車が店にとびこみ、博士も蜂に殺されてしまった。全てを目のあたりにみたジェニーは、車のクラクションをつい鳴らしてしまった。群らがってくる蜂。ジェフはかけつけ、彼女の車を町の中心部のスーパー・ドームへ運ぶ。数十万匹の蜂の群らがったその車を冷却装置で殺そうというのだ。ドームの中央にジェニーの車が置かれ、冷却装置が始動する。華氏60度、59度……。45度になると蜂は死ぬのだ。酸欠状態のジェニー。長い緊張と恐怖が彼女を襲い、半死状態で気を失ないかけていた時、華氏45度になった--。

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作品データ

原題
The Savage Bees
製作年
1977年
製作国
アメリカ
配給
松竹・富士映画
初公開日
1978年1月21日
製作会社
ブルート・プロ作品


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