気楽トンボの風来坊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
気楽トンボの風来坊
気楽トンボの風来坊
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気楽トンボの風来坊

1927年公開
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ジェームズ・グリースン氏、リチャード・テーバー氏合作の舞台喜劇を映画化したもので、フイリップ・クライン氏が脚色し、「男見るべからず」「恋は異なもの」等と同じくアルフレッド・E・グリーン氏が監督した。主役は「青鷲」「3悪人」「海底の銀宝」等出演のジョージ・オブライエン氏で、「栄光」「歓楽の宮殿」等出演のエドモンド・ロウ氏、「待てば海路の日和とか」「新婚第一年」等出演のカスリン・ピリイ嬢を始め、小ダグラス・フエアヴァンクス氏、ディオン・エリス嬢、シリル・チヤドウイツク氏、フイリップ・デラシー君等が助演している。

ストーリー

ボクシングの支配人をしているハップ・ハーリーは未来あるボクシング家エディー・チック・コウアンと知り合い、意気投合した2人は一儲けを企んだがチックが一敗地に塗れたので一文無しになってしまった。2人は公園のベンチの上で夜を明かさねばならぬ惨めな羽目になったが折良く通りかかったのが金持ちの若者で酔っ払っているクリントン・ブラックバーンだった。彼は2人のあぶれ者を己が屋敷へ伴った。そして2人はクリントンと彼の姉スウの息子ジミーにボクシングを教授するという名目で厄介になることになった。スウの良人ロバート・パーカーは財産目当ての悪漢で、クリントンの兄が大戦中軍用金を着服したという秘密を握り脅迫がましい態度をとるのが常だった。チックとバップはロバートを何処かで見た男だと思ったが思い出せなかった。やがてチックはジミーの家庭教師フロレンスと、ハップはロバートの秘書役マリーと恋に陥った。ロバートは2人が邪魔なので、ある夜の宴会の折余与ボクシング試合を催し手袋に鉄を潜めてチックを負かした。かくてクリントンの信用を失ったチックとハップは再び宿無しになったが、軍用金着服の犯人はロバートであることを知り、その化けの皮をはぐ機会を待っていた。2人はある日来るべきボクシング選手権拳覇戦に参加する保証金を納めたことになっていることを知りそれがクリントンの親切だと思って感謝した。試合にはチックの奮闘の甲斐あって選手権と賞金とを獲得することが出来た。2人はクリントンを訪れて体を述べ、ロバートが軍用金着服犯人であることを立証した。かくて悪漢ロバートはブラックバーン家から遂出され、チックはフロレンスと、ハップはマリーと目出度く結婚式を挙げたのである。

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作品データ

原題
Is Zat So?
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1927年
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社