長脇差奉行:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
長脇差奉行
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長脇差奉行

1956年4月11日公開、85分、時代劇
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“傑作倶楽部”に連載された陣出達朗の原作を、「荒獅子判官」の浪江浩が脚色、「警視庁物語 魔の最終列車」の小沢茂弘が監督、「鍔鳴浪人」の三木滋人が撮影をそれぞれ担当した。主な出演者は「剣豪二刀流」の片岡千恵蔵が遠山金四郎と国定忠治の二役を演じる他、「剣豪二刀流」の片岡栄二郎、「水戸黄門漫遊記 怪力類人猿」の千原しのぶ、舞踊の花柳徳兵衛、「白扇 みだれ黒髪」の浦里はるみなど。

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ストーリー

江戸の春。遠山金四郎は舞踊の名手、転徳兵衛の家に居候しながら、西川流家元鯉蔵殺しの背後に眼を光らせていた。この頃貧民救済のため駿河大納言の埋蔵金を探す国定忠治は、上州の忠と名乗って江戸に上り、鯉蔵の手中にある埋蔵金の在所を秘めた印篭を求めていた。西川紫寿弥、加寿美の姉妹から鯉蔵の死をきいた忠治は海賊橋辰五郎の賭場で、謎の印篭を持つ西川家の長兄勇次郎の難儀を救ったが、辰五郎も何者かの指金で印篭を狙っていた。忠治に見せようとした印篭は浪人者の乱入で四散したが謎は西川姉妹の連れ舞に秘めてあると判った。だが姉妹は曲者に誘拐された。忠治は板割の浅太郎らの知らせで、国許に、岩鼻代官に抗する百姓一揆の気配があると知って上州に戻り、金四郎は権次に太十、徳兵衛と娘お景に弦月亭お半の協力を得て、事件解決に乗り出した。事の真相は高崎藩家老稲葉弥左衛門が岩鼻代官松井軍兵衛と結托し、辰五郎や西川家の女中お里らを手先に埋蔵金乗っ取りを策していたのだった。金四郎は一党を引き連れて上州に向い、単身稲葉の邸に乗り込み秘密をあばいてひきあげたが、事件解決を焦る一味は西川姉妹を責め、ついに連れ舞を舞わした。辰五郎の情婦清元十寸女の謎解きは、実は故意に牢入りした徳兵衛の教えた偽りの秘文だった。雀躍りして赤城山へ急行した一味は金四郎の計り事にかかって捕われ、白州へ引き出された。裃姿の金四郎は鋭い審理で一味の罪状をあばき、埋蔵金の真の在り場所を教える紙片を「上州の忠にやってくれ」と日光の円蔵に与えて、さっそうと上州をあとにした。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1956年4月11日
上映時間
85分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社