母恋月夜:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
母恋月夜
母恋月夜

母恋月夜

1956年8月1日公開、64分
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吉野夫二郎原作“母の舞扇”より「はりきり社長」の笠原良三が脚色した浪曲母物映画。監督は「龍巻三四郎」の石原均。撮影は「権三と助十 かごや太平記」の福島宏。主な出演者は「ボロ靴交響楽」の松島トモ子、「泣き笑い土俵入り」の月丘千秋、「旗本退屈男 謎の幽霊船」の神田隆、「満ちて来る潮」の宮川玲子、その他中野かほる、原国雄など。なお浪曲口演の天津羽衣も一役買って出演。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

貧しさのため芸者になったあき子は客の一人山本清一郎と命を賭けた恋に生きるため戦乱の満州へ逃れる。だが長女由美子が生れた頃、清一郎は病死した。乳飲児を抱えて内地に引揚げたあき子は生活に追われ、料亭の仲居をするため小学校に入学した由美子を、芸者時代の妹分で今は西川流踊りの師匠前田民江の許にあづけた。由美子が民江と夫礼吉のやさしさに明るさを取り戻すようになった或る日、“ハハキトク”の電報。駈けつけた由美子の手に舞扇を握らせ、あき子は息を引取る。子供に託したあき子の“立派な舞踊家になって”との願いを実現させるため、民江は厳しい迄に由美子に踊りを教え始める。天性に恵まれた由美子の踊りが目立って上達した頃、礼吉の勤める工場に新しく工場長山本が赴任。民江はその娘照子に舞踊を教えることになり、由美子も正夫少年と親しくなる。山本が亡夫の実兄と判り由美子は山本家に引取られる。妻の厚子は権高な女で由美子の素姓をさげすむが正夫少年だけは変らぬ友情を持ちつづけた。全国舞踊コンクールの地方予選に出ようとする照子は踊りの巧い由美子に出場を禁じる。泣きくずれる由美子に意を決した民江は無断でコンクールに出場させる。発表の結果、由美子は一位となるが厚子と照子の視線に堪えかねた由美子は母と佇んだ海岸をあてもなく歩く中、岩の上に倒れる。翌朝、警察の知らせで病院に駈けつけた二人は、うわごとに迄二人にわびる由美子に誤ちを悟り、民江夫婦に由美子の行く末を頼む。数日後、伊豆街道を走るバスの一隅に、形身の舞扇を抱いて東京の晴れの舞台に向う由美子と民江の姿が見られた。

作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
上映時間
64分
製作会社
東映東京

[c]キネマ旬報社

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