妻恋峠:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
妻恋峠
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妻恋峠

1956年12月19日公開、70分、ミュージカル
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春日八郎の歌謡股旅篇。「大学の石松 ぐれん隊征伐 太陽族に挑戦す (二部作)」の松浦健郎のオリジナル脚本から「燃ゆる黒帯 花の高校生」の関喜誉仁が監督、同じく柿田勇が撮影を担当する。主な出演者は名和宏、春日八郎をめぐって、「地獄の札束」の南寿美子、「旅鴉でござんす」の志摩桂子、「デンスケの宣伝狂」のフランキー堺、ほかに尾上菊太郎、瀬川路三郎など。

ストーリー

旅鴉半次の明るい唄声が浅間の峠に谺する。峠の茶屋でその唄に聞き惚れる小粋な女、旅鴉のお仲は、傍を通った、いなせな男を見て一目惚れ、慌てて後を追う。その男、時雨の弥太郎は道を行く花嫁行列を眺めていたが花嫁を見てびっくり、死んだ女房にそっくりだ。心ひかれた弥太郎が後を追う花嫁行列に突如一人の男が斬込んできた。弥太郎は、その男次郎吉を取押えたが騒ぎに花嫁は行方不明。やがて弥太郎は水車小屋に花嫁お志乃を見つけた。お志乃は、実は次郎吉と相愛の仲だが、下仁田の親分へ無理に嫁入りさせられることになり、切羽詰ってしめし合せた次郎吉がお志乃を奪い逃げることになっていた。事情を知った弥太郎は何としてでも二人を一緒にしてやろうと、そこへ現われたお仲に渡りに舟とお志乃を預け、次郎吉を救けようと下仁田の助三の許へ。しかし弥太郎が駈けつけた時は次郎吉は半次に助け出されていた。半次は次郎吉から助三の悪事を聞いた。次郎吉が逃げたと聞いたお志乃は彼の故郷へ向ったが忽ち助三の子分に襲われる。そこへ飛込んだのが弥太郎。斬合いの末、逃げのびた二人は次郎吉の故郷へと道中を始める。が途中、親切な弥太郎にお志乃の心はひかれて行く。互いに別れ難い思いで二人は次郎吉の故郷に着いた。ところが助三の復讐を恐れる次郎吉はお志乃と別れる決心をしていた。そして命だけが惜しい次郎吉は助三の甘言に乗ってお志乃を助三の前に連れ出す。助三は用の無くなった次郎吉を斬った。と、その時弥太郎の長脇差が閃めく。しかし多勢に無勢、危い時とび込んできたのが半次。助三一家は忽ち斬られて行く。やがて街道を弥太郎とお志乃の夫婦笠が行き、半次の唄が流れてくる。半次とは八州取締役若槻半次郎であった。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1956年12月19日
上映時間
70分
製作会社
日活
ジャンル
ミュージカル


[c]キネマ旬報社