相馬の唄祭:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
相馬の唄祭
相馬の唄祭
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相馬の唄祭

1956年12月28日公開、62分、時代劇
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人気絶頂の流行歌手、三橋美智也が主演する明朗股旅篇。“小説娯楽部”所載大林清の原作より「ふり袖捕物帖 若衆変化」の鈴木兵吾が脚色、「この女に手を出すな」の酒井辰雄が監督する。撮影は「女難屋敷」の倉持友一。主な出演者は三橋美智也をめぐって「阪妻追善記念映画 京洛五人男」の北上弥太朗、「歌う弥次喜多 黄金道中」の伴淳三郎、「醉いどれ牡丹 前後篇」の近衛十四郎、紫千代、雪代敬子、青山宏、「台風騒動記」の渡辺篤、「花ふたたび」の山路義人など。

ストーリー

下総の国、行徳村。行徳の重兵衛一家の三ン下、久五郎と弟分の弥七は、やくざながらお人好しで喧嘩嫌い。松戸の小料理屋で働く久五郎の恋女房お稲に横恋慕した隣村の悪貸元松戸の金助は用心棒赤沢源右衛門を使って二人を殺そうとしたが、仇討請負業坂川三十郎の助けで二人は危く難を免れる。お稲も金助の魔手を脱れて重兵衛の許に逃げ帰る。一部始終を聞いた重兵衛は、お稲と二人を奥州相馬の兄弟分、新地の大蔵の許へ草鞋をはかせる。道中で一行は、次の仇討仕事で愛児小太郎と奥州へ向う坂川に出会う。先日の助太刀で赤沢を斬ったことからかくの次第と聞き、坂川は恐縮。お稲は彼の人柄に好意を抱いたらしい。数日後、とある宿場で大散財をした久五郎と弥七は、財布をスラれたと知り大慌て。お稲がそこで働いて弁償することになるが彼女から渡された手切金を川に叩きこんだ久五郎。文なしとなって或る芝居小屋で得意の唄を聞かせる弥七は座頭の娘おけいと互いに惹かれるが、彼女に惚れている代官風間権九郎に追われ、久五郎と去って行く。一方、借金を払ってお稲を連れ相馬へ旅する坂川。仙台城下に来た久五郎は、坂川とお稲の睦じげな姿に驚愕。ようやく相馬へ辿り着いた二人は、大蔵一家と風雲急な釣取の松吉に連れ去られ観念するが、実は弥七の唄が聞きたいとのこと。二人を取返しに押しかけた大蔵一家も、事の意外に急転直下の仲直り。そこへ駈けつけたお稲も、坂川との仲は誤解と語る。一同は、仇にめぐりあった坂川が危地に陥った急場に駈けつけ救い出す。総ては解決。祭礼で賑う町には、弥七を尋ねて来たおけいの顔も見られた。

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作品データ

製作年
1956年
製作国
日本
配給
松竹
初公開日
1956年12月28日
上映時間
62分
製作会社
松竹京都
ジャンル
時代劇


[c]キネマ旬報社