信号は赤だ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
信号は赤だ
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信号は赤だ

1957年1月22日公開、46分、サスペンス・ミステリー
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探偵作家島田一男が“面白倶楽部”に書いた同名小説から「かんかん虫は唄う」の吉田哲郎が脚色、新人渡辺実が第一回監督にあたる都会スリラー篇。撮影は「銭形平次捕物控 まだら蛇」の牧田行正。主演者は「母白雪」の勝新太郎、「あばれ鳶」の林成年、「一夜の百万長者」の若松和子、春風すみれ、「君を愛す」の北原義郎、ほかに伊沢一郎、千葉登四男、浜世津子、藤間大輔など。

ストーリー

流しのギター弾き相川三郎はバスガールの妹佐枝子とアパートに住んでいる。佐枝子は婚約中の警官三田と近々、坪内警部補の仲人で結婚することになっていたが、準備金はやくざ出入りで負傷した三郎の治療に使い果されてしまった。責任を感じた三郎は、彼の恋人みつるのバーの常客である星村が莫大な報酬を約束した仕事を引受けようと決意、みつるの忠告も退け、大金入手を折に堅気になろうと考えた。翌日、命じられた通り三郎は駅構内で千春という女のトランクをすり変えたが感付かれ、小型のルノーで逃げる後を千春と仲間の出原がクリーム色のシボレーで追う。スピード違反と二つの車を追ったパトロールカーの三田、足立両巡査は、道端のルノーに運転手の射殺体を発見、俄然この乗客が問題となる。身の危険を感じた三郎は重いトランクを荷物預り所に一時預けとしたが何者かの妨害で受け取れぬままバーに赴き、星村や松岡という男から引渡しを迫られる。だがチッキは紛失していた。そのチッキはアパートの入口で三田が拾い佐枝子に手渡す。坪内はルノーの乗客を三郎と確認、赤いトランクの中には莫大な金塊があった。金塊密輪団の暗躍と色めきたった捜査本部は三郎を指名手配。千春、出原らと星村、松岡らの両密輸団は共に三郎を探す。捨てばちの三郎は約束の報酬を警察への自首と引換えに受取るや、一味の裏をかき無事脱出。後を追う密輸団一味は、みつるに偽の手紙を出して三郎の許におびき出し、賀茂河原で殺害しようとしたが、シボレーの後を尾行した三田や坪内のため逮捕された。三郎は微罪を約束され新出発を心から誓った。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年1月22日
上映時間
46分
製作会社
大映京都
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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