警察官:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
警察官
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警察官

1957年2月20日公開、76分
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志原弘の原案から「女だけの街」の関沢新一が脚色、「桂小五郎と近藤勇 竜虎の決戦」の並木鏡太郎が監督する犯罪活劇篇。撮影は「波止場の王者」の西本正。主な出演者は「海の三等兵」の宇津井健、「角帽と女子大三人娘」の池内淳子、「関八州大利根の対決」の中山昭二、「軍神山本元帥と連合艦隊」の竜崎一郎、「鬼姫競艶録」の細川俊夫、「関八州大利根の対決」の御木木伸介、丹波哲郎、「角帽と女子大三人娘」の江畑絢子、「妖雲里見快挙伝・前後篇」の城実穂など。

ストーリー

都心を離れた某所でパトロール警官の射殺事件が発生。警視庁鑑識課では兇器がコルト45の自動拳銃、犯行現場から逃走した自動車は五五年型セダンと確認し緊急手配。その日の中に京浜第二国道でセダンを発見、運転手吉川友吉を殺人容疑で逮捕し、彼が自動車窃盗前科二犯と知った。小山捜査主任と木村刊事は自供に基き芝浦の海岸倉庫へ急行。だがそこには麻薬常習の前科者森山健次の射殺体があった。同一拳銃の殺人と知った久野部長刑事は、吉川を仮釈放して尾行させ、一方木村刑事は盗難セダンの持主ナイト・クラブ“ブルークイーン”の社長長谷川を訪れた折、事件に関連ありとガンをつける。だが吉川も何者かに射殺される。糸口を断たれた捜査本部は刑事山口俊介を村田というやくざ運転手に仕立て、クラブに潜入させる。村田は長谷川の命令に従いつつも久野刑事らと連絡をとり、国際スパイ団の存在をつきとめる。一味が近々六郷鉄橋を爆破する予定と知った村田は木村刑事らに急拠知らせるが、村田をウサン臭く感じその身許を調べ上げた一味の吉野に拳銃で殴打され昏倒。だが警官隊はクラブを急襲して一味を一網打尽。その際、木村は殉職し久野も重傷を負う。数日後、総監賞を手に久野の病床を訪れた俊介は、看病する久野の娘純子に「これからは木村さんの分まで働く」と言いきった。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年2月20日
上映時間
76分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社