フランキー・ブーチャンの続あゝ軍艦旗 女護が島奮戦記:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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フランキー・ブーチャンの続あゝ軍艦旗 女護が島奮戦記
フランキー・ブーチャンの続あゝ軍艦旗 女護が島奮戦記
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フランキー・ブーチャンの続あゝ軍艦旗 女護が島奮戦記

1957年8月27日公開、86分、戦争
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前作「フランキー・ブーチャンのあゝ軍艦旗」の続篇。梶野悳三の原作を第一作と同じ柳沢類寿が脚色、「ジャズ娘誕生」の春原政久が監督、「若の花物語 土俵の鬼」の山崎安一郎が撮影した。主演は「幕末太陽伝」のフランキー堺、市村俊幸、岡田眞澄、「白い夏」の中原早苗。ほかに清川虹子、小沢昭一など。

ストーリー

海軍監視艇“おけさ丸”に乗り組んだ門馬と間々田は、間抜けな奮戦ぶりをつづけていたが、艇は魚雷一本で木ッ葉微塵、奇蹟的に筏にとりついた珍コンビの漂流が始まる。そして五日間、トンカツの幻覚に悩まされる情ない有様になったころ、敵機が空中戦で墜落し、操縦士ジョウが筏におり立った。「米兵を捕虜にした」と二人は得意だったが、逆にジョウにビスケットを恵んでもらい、「アナタタチ、ワタシノホリョデスネ」という仕儀になってしまった。そのうち三人はある孤島にたどりついた。原住民が仕掛けた猛獣用のワナにひっかかり、キングサイズの女酋長の前にひかれた三人のうち、ジョウは、彼に一目惚れした原住民娘サーナの命乞いで別格待遇になるが、門馬と間々田は毎夜、色きちがいの女酋長の按摩を申しつけられる。ところでこの島は、むかし源義経が来島したという日本武士道礼讃の島で、向いの島のキャッキャ族と戦闘状態にあった。そこで、日本人の門馬と間々田は、軍事顧問として活躍することになった。いよいよキャッキャ族との戦闘が始まった。サムライ式戦法も大して役に立たず、かえってジョウの奇智が功を奏して大勝、二人は面目丸つぶれ。ところが、戦勝の宴にイケニエとしてつれて来られたのが、二人の上官酒巻兵長だ。二人はないチエをしぼって兵長を逃がしてやるが、代りに危くヤキトリにされかかったところへ、運よく陸戦隊がきて二人は助った。が、「女酋長を可愛がり、原住民を味方につけろ」との命令が下って、桃色放射能からはいつかな解放されそうもない。一方、ジョウの命が危くなったので、サーナは門馬と間々田になんとかして、と縋った。同情した二人は一策を案じて、酒巻の操縦する飛行機にジョウをのせたが、手ちがいで二人も同乗するハメとなり、ジョウは落下傘で飛びおりたが、テンヤワンヤのあげく操縦のできない門馬が操縦席に坐ることになった。さあ大変、宙返り、急降下の連続で、米軍は「カミカゼ」がきたと大騒ぎ。そして、とうとう海へ突込んでしまった。波間にうかぶ筏に、門馬、間々田、酒巻の三人がポカンと乗っていた。軍艦旗を柱にひるがえして……。

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作品データ

製作年
1957年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1957年8月27日
上映時間
86分
製作会社
日活
ジャンル
戦争


[c]キネマ旬報社