ギャングの家:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ギャングの家
ギャングの家
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ギャングの家

1935年公開
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「黒地獄」「国境の町」のポール・ムニが主演する映画で、W・R・バーネットが書き下ろし、「最初の接吻」のメエリー・C・マッコール・ジューニアが潤色し、「笑う巨人」のロバート・ロードが脚色し、「真夏の夜の夢」「火の鳥」のウィリアム・ディーターレが監督に当たり、「カジノ・ド・パリ」のトニー・ゴーディオが撮影した。助演俳優は「Gメン」のアン・ヴォーザーク及びバートン・マクレーンを始め、「真夏の夜の夢」のホバート・カヴァナ、「黒地獄」のロバート・バラット、「支那ランプの石油」のヘンリー・オニール、レイモンド・ブラウン、ヘレン・ロウェル、グレイス・スタフォード、ハル・K・ドーソンその他の面々である。

ストーリー

婚約者に死なれてすっかり失望した有名な外科医コールドウェル博士は、小さな田舎町に引っ込んで開業した。その町ではギンダー医師が勢力を持っているので、博士には殆ど患者も無く収入も無かった。ギンダーはコールドウェル博士に医師ソクラテスと言うあだ名をつけた。ある時ギャングのレッド・バスティアンと情婦マグシィが博士の家に侵入し、銃をつきつけて博士を脅迫しながらバスティアンの弾丸で撃たれた傷を手当させた。その頃町の銀行家ベン・サッグスは娘カロリンの病気を、博士に診断を乞うた。バスチティアンはサッグスの銀行を襲う計画を立て、乾分を連れて行く途中、通りすがりのジョゼフィンという娘を、無理失理自動車に乗せた。やがて拳銃の撃ち合いが始まり、ジョゼフィンは負傷したが、やっと飛び下りた所を棄合わせたコールドウェルに救われ手当を受けた。銀行襲撃に驚いた町の人達は自警団を組織して対抗したが、ギャングはコールドウェルを誘拐して隠れ家へ連れて行き、負傷者の手当をさせた。その時バスチティアンの隠れている空き家の持ち主がそれを見て役人に告げたので、早速Gメンが召集された。博士は病院へ帰ってみると、ジョゼフィンはギャングのために誘拐されていた。博士は急いでバスティアンの隠れ家に取って帰し、彼等は腸チブスに罹っているらしいと説き伏して、一同にモルヒネの皮下注射をした。しかしその時すでにGメンと自警団の人達が乗り込んで来たので遂に両者の間には猛烈な射撃戦が始まった。だがそのうちにギャングの銃声が段々少なくなっていった。それはモルヒネの注射が効いて彼等は眠ってしまったのである。こうしてギャングは補縛され、博士とジョゼフィンは無事に救い出された。コールドウェル博士は一躍町の英雄となり病院は大繁盛をした。そして博士とジョゼフィンが結婚をすることになったのは言うまでもない。

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作品データ

原題
Dr.Socrates
製作年
1935年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース日本支社
初公開日
1935年
製作会社
ワーナー・ブラザース映画


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