ギャング・ワー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ギャング・ワー
ギャング・ワー
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ギャング・ワー

1928年公開
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「夢想の犯罪」をものしたバート・グレノン氏監督作品で、ジェームズ・アシュモア・クリールマン氏が執筆した原作に基づき「ブラッド・シップ」「女ロビンフッド」のフレッド・マイトン氏が台本を作製した。出演者は「大学のブラウン」「バット」のジャック・ピックフォード氏と「寝巻」「無花果の葉」のオリーヴ・ボーデン嬢を始めとして、エディ・グリッボン氏、ウォルター・ロング氏、フランク・ウォング氏等で、カメラは「燃ゆる戦線」「珍雄凱旋」のヴァージル・ミラー氏担任

ストーリー

サンフランシスコの暗黒街たる中華街にはブラックジャック・コンネルという頭目とマイクという親分とが各々大勢の乾分を擁して睨み合っていた。この暗黒街に1軒のダンス・ホールがあって踊り子のフラワースという美しい乙女がいた。フラワースの美しさに思いを焦がす男にブラックジャックとダンス・ホールのサキソホン吹きのクライド・バックスターという好青年があった。フラワースにとっては恐しい無頼漢よりは優しい若者のクライドが好ましかった。それでブラックジャック親分の口説にも彼女は少しも耳をかさなかった。ある夜マイクは3台の自動車に一味を分乗させブラックジャックの巣窟の近くに張込んで、立ち現れたブラックジャックに機関銃を浴せた。が殺されたは身代わりの乾分でブラックジャックは命拾いをした。そしてマイクに復讐する機会を待った。フラワースの自宅にクライドが訪ねて来て楽しい恋を語っている宵のこと、ブラックジャックが現れた。フラワースは無頼漢の眼に殺意を認めたので故意にクライドを悪罵し、ブラックジャックに従って出て行った。クライドを手下のウォングという中国人に見張らせてブラックジャックはフラワースと共に教会堂へ結婚しに出掛けた。そこへマイクがやって来てクライドを脅迫してブラックジャックの居所を知ろうとしたが、彼はフラワースの危険を慮って答えなかった。隠れていたウォッグはかくと親分に急報した。教会堂でブラックジャックはフラワースが真実クライドを愛していることを知り、卒然として悟り恋をクライドに譲る決心をした。そしてウォングの知らせに奮起して単身マイクの巣窟へ乗込み一発のもとにマイクを仆した。しかしブラックジャックも致命の1弾を胸に受けて笑いながら死んだ。遠からずフラワースとクライドに幸福が訪れるであろう。

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作品データ

原題
Gang War
製作年
1928年
製作国
アメリカ
初公開日
1928年
製作会社
エフ・ジー・オー映画


[c]キネマ旬報社