童貞先生行状記:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
童貞先生行状記
童貞先生行状記
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童貞先生行状記

1957年11月23日公開、88分
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宮下幻一郎の原作を「フランキー・ブーチャンの続あゝ軍艦旗 女護が島奮戦記」の柳沢類寿が脚色、同じく春原政久が監督したユーモア篇。撮影は「月下の若武者」の間宮義雄。主演は「フランキー・ブーチャンの続あゝ軍艦旗 女護が島奮戦記」のフランキー堺、「青春の冒険」の香月美奈子、「峠(1957)」の中原早苗、「美徳のよろめき」の高友子。

ストーリー

江戸ッ子気質の新米教師野々宮普輔は、信州小諸の聖心女学院に赴任することになった。その夜汽車の中で、恋人同士の高村と葉山ユリや、普輔を“童貞先生”と名付けた鈴代、喧嘩を売られた権藤組の辰公を知った。小諸の駅頭では聖心女学院を温泉場にしようと計画する町のボスたちが、東京から来る大学教授の野々宮氏を待っていた。ところが普輔はその人と間違えられ、料亭に連れて行かれ大歓迎、芸者になって現れた鈴代にまたびっくりし、温泉場の一件を知ってしまった。普輔は登校第一日、音楽教師霧川冴子とスクーターの相乗りで学校に乗りつけ、校庭では大騒ぎ。山猿先生の機転で騒ぎはおさまり、気絶した普輔は校医の村田由起子の看護で息をふきかえした。たちまち普輔は校内の人気者になった。ある日、普輔たちはピクニックに出かけ、そこでユリと高村が結婚していることを知り、普輔も冴子と仲良しになった。学校の身体検査の日、検査をこばんだユリは妊娠していることがわかった。そして普輔はその相手と疑われ、町のボスは学校に責任を追求して来た。普輔はユリをかばい、持前の義侠心から学校に辞表をたたきつけた。しかしボスたちが着々と計画をすすめるのをみて遂に立ちあがった普輔は、ユリと高村の結婚証明を持って、理事会に乗りこんだ。今は普輔のファンの辰公の応援もあり、普輔の江戸ッ子弁でボスたちの計画をすっぱぬいた。晴れた空に花火が威勢よく上がり、大運動会が開かれた。普輔と山猿の駈けくらべの後から、冴子の「野々宮さんしっかりー」という黄色い声が澄みきった空に響いた。

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作品データ

原題
He Went Force to Teach
製作年
1957年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1957年11月23日
上映時間
88分
製作会社
日活


[c]キネマ旬報社