花吹雪鉄火纏:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
花吹雪鉄火纏
花吹雪鉄火纏
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花吹雪鉄火纏

1957年12月28日公開、71分、時代劇
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「傑作倶楽部」所載の長崎謙二郎の原作より、「はやぶさ奉行」の高岩肇が脚色し、「怪談番町皿屋敷」の河野寿一が監督した時代劇。「天狗街道」の坪井誠が撮影した。主演は「はやぶさ奉行」の大川橋蔵、「純愛物語」の中原ひとみ、「黄金の伏魔殿」の三浦光子、「どたんば」の加藤嘉等。ほかに、薄田研二、岡譲司、徳大寺伸、山形勲、中村時之介などが助演する。色彩はイーストマン東映カラー。

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ストーリー

天保の改革を前に、江戸の物価は鰻登りに上り、なかでも油の値上りは天井知らずだった。そこに目をつけた油問屋の山崎屋は、その買占めを計り、油奉行塩沢と結託して邪魔な油商を次々と取りつぶしていった。武蔵屋の倉庫に火をつけたのもその一つである。武蔵屋とは江戸への道中を共にした間柄の、町火消し「に組」の長次は、事件の探索に乗り出した。折から鳴り渡る鐘の音に、駈けつけた火事場は山崎屋の油倉庫であった。ところが、飛び込んだ長次が蹴倒した油樽は空っぽだった。長次は、翌朝再び焼跡に探りを入れに行った。山崎屋は、長次を料亭に呼び金を握らせようとするが、突返された。そこで、最後の手段と刺客を送った。彼等を素手で叩き返した長次は、武蔵屋へ駈けこむが、すでに武蔵屋は絶命しており、娘お花の姿はなかった。に組に戻った長次は壁の手鍵を取って、山崎屋へ躍り込んだ。たちまち、襖を倒しての乱闘が始まった。長次の活躍に、かどわかされていたお花も救われ、父の仇の止めをさした。--大手門広場に、纏を先頭に並ぶ火消したち。将軍家御覧の前に、裃姿で長次は見事に纏を振った。

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作品データ

原題
Edo Fireman Spirit
製作年
1957年
製作国
日本
初公開日
1957年12月28日
上映時間
71分
製作会社
東映京都
ジャンル
時代劇


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