クィーン・メリー号襲撃:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
クィーン・メリー号襲撃
クィーン・メリー号襲撃
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クィーン・メリー号襲撃

1966年10月29日公開
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ジャック・フィニーの原作をロッド・サーリングが脚色。ジャック・ドノヒューが監督した英米伊の国際スターを集めたスリリングなドラマである。撮影はウィリアム・ダニエルス、音楽はデューク・エリントンが担当した。主演は「脱走特急」のフランク・シナトラ、「ゴールデン・ハンター」のヴィルナ・リージ、アンソニー・フランシオサ、リチャード・コンテ、アルフ・シェーリン、エロール・ジョン等が脇を固めている。製作は「グレン・ミラー物語」などのウィリアム・ゲーツ。

ストーリー

元潜水艦士官マーク(フランク・シナトラ)は友人の黒人、リンク(エロール・ジョン)と組んで、さえない釣り舟貸しを営んでいた。そんなある日、イタリア娘ローザ(ヴィルナ・リージ)がとんでもない仕事をもってきた。フロリダの海底に、かってのスペイン艦隊の1隻が金塊を積んだまま沈んでいるというのだ。マークにとってその仕事を拒否する理由は何1つなかった。そこでローザの友人、イタリーやくざビク、それに元ドイツ潜水艦長エリック、そしてマークとリンクを加えた総勢5人の海底冒険が決行された。しかし海底から発見されたのは、ドイツの潜水艦であった。エリックの目が異様に輝いた。彼は潜水艦を引き上げ、20世紀の海賊業をやろうととんでもないことを言い出した。悪事を働くほど落ちぶれてはいぬマークはエリックに反対したがローザが賛成したので、あっさり翻意、協力を誓った。マークはローザのグラマーにすっかり魅了されていたからだ。潜水艦は引きあげられた。エリックの旧友で技師のイタリー人トニーも呼び寄せられ短期間で修理は完成、魚雷までも作りあげた。狙った獲物は、ナソーに向うクィーン・メリー号だった。発信艦は、秘密の使命を帯びた英潜水艦トライデント号と名乗り、クィーン・メリー号に船の故障のため必要な部品をわけて欲しいと打電した。英海軍士官に扮装したマーク、エリック、ビクの3人がメリー号に乗りこんだ。数分後トライデント号から模擬魚雷をメリー号に命中させ、次は本物の魚雷をうつぞと脅迫して金庫を開けさせた。袋に掠奪物を詰め終った瞬間沿岸警備艇が水平線に姿を現わした。メリー号から秘密の暗号が打電されていたからだ。逃げ遅れたビクを残してマークとエリックは潜水艦にもどった。ただちに潜水に移ったが、マークはあわてて掠奪物を海中に落してしまった。警備艇の包囲の数時間、潜水艦の電池がきれ、浮上を余儀なくされた。マーク・ローザ、リンクはゴムボートでようやく脱出した。しかしエリックはただ1人潜水艦に残り、司令塔で狂ったようにわめき叫んでいた。

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作品データ

原題
Assault on a Queen
製作年
1966年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント
初公開日
1966年10月29日
製作会社
パラマウント


[c]キネマ旬報社