黄金奉行:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
黄金奉行
黄金奉行
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黄金奉行

1958年6月29日公開、70分、時代劇
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荒井良平・山田達雄の共同脚本を、「若君漫遊記 サタン城の魔王」の山田達雄が監督、「天下の副将軍 水戸漫遊記」の河崎喜久三が撮影した、大岡越前もの。「天皇・皇后と日清戦争」の嵐寛寿郎、「天下の副将軍 水戸漫遊記」の宇治みさ子、「スター毒殺事件」の天知茂、それに高田稔・魚住純子・田原知佐子などが出演する。

ストーリー

大仁金山奉行大久保内記は通用金を私造し、ひそかに由井正雪の残党と計って、倒幕を企てていた。幕府はすでに数度隠密を放ちその内情を探らせたが、何も判然としなかった。内記は将軍家光と乳兄弟であり、うかつな詮議だては出来ないのである。--隠密の一人が江戸への帰途、殺され、身につけていた金山の探索控がなくなっていた。松平伊豆は大岡越前守に直々の調査を命じた。虚無僧姿にやつした越前守は、吾妻新三、女房お照と名乗る旅芸人夫婦に変装した南町同心池田大助と女隠密お照たちに続いて、大仁に着いた。越前守は越前屋忠兵衛と名乗る薬屋になりすまして、薬草取りにこと寄せて金山奉行の作業所付近を探った。彼の泊った旅宿に毎夜、内記が家来を連れて現れ、酒宴を開く。内記は芸者小梅を口説こうとした。小梅が越前守の部屋に逃れこみ、彼のとっさの機転に救われる。自明しの勘太郎は囚人に変装して作業所に送りこまれた。新三とお照は内記の屋敷に招かれる。お照は内記の腰から印篭をスリ取ったが、素性がバレ、殺されてしまう。新三はそこを脱け出ることができたが、その印篭の中の絵図面だけは、秘密の技道と金蔵への抜け道は判らなかった。江戸の名細工師重兵衛は金山の作業場建築の監督として呼ばれたまま、行方が知れなかった。父を探しに来た娘のおせんは立入り禁止の坑内に入って、女囚人として作業場に送りこまれた。そこで父と再会したが、父は勘太郎に秘密の作業場と抜け穴のからくりを教えると死んでしまった。抜け道を通って内記の屋敷に忍びこんだ勘太郎は、内記の大事にしている小箱を盗みだし越前のもとへ届けた。その中の絵図面と印篭のそれとを照合すると、すべての秘密が明らかになった。九州へ黄金を持って落ちのびようとした内記一味の前に、上意書を手にした裃姿の越前守が現れた。

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作品データ

製作年
1958年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1958年6月29日
上映時間
70分
製作会社
新東宝
ジャンル
時代劇


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