俺は情婦を殺す:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
俺は情婦を殺す
俺は情婦を殺す
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俺は情婦を殺す

1958年8月5日公開、53分、アクション
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探偵倶楽部所載の萩原秀夫原作を映画化したアクション・ドラマ。脚色は井田探・柳瀬観が共同であたり、監督は「裸身の聖女」の野口博志、撮影は「血の岸壁」の松橋梅夫。出演は「野郎と黄金」の長門裕之、「裸身の聖女」の新人南風夕子・水島道太郎などである。

ストーリー

倉三親分の身代りに仲次は刑務所に入った。やがて出所した仲次は弟分の岡健から「親分がお前の女房を手ごめにした」と聞かされた倉三の家に向かった。「俺は何も知らない」と拳銃を構える倉三……乱闘にもつれた倉造の拳銃が偶発した。「次ぎは女房の礼だ」仲次は岡健にそう云って姿を消した。警察は容疑者として、伊吹仲次を指名手配した。仲次は情婦の玉枝の家に潜伏しているという情報に、警察が踏み込んだが仲次はいなかった。警察に追われる仲次は、岡健に金と拳銃を頼んできた。汽笛が流れる桟橋の上……岡健の使いの者から金と拳銃を受け取った仲次の後姿に、男の拳銃が火をはいた。仲次の体は海の中に消えた。そんな事を知らない捜査本部は「仲次は玉枝だけが唯一の味方だ。玉枝から目を離すな」玉枝の行く先々、劇場、デパート……に警察の目が光る。捜査陣が玉枝にふり廻わされくたくたの頃、玉枝は渋谷のあるホテルに入った。ホテルは警官によって包囲された。しかし現われたのは岡健であった。彼は仲次をだまして倉三を殺させ、その後は殺し屋を使って仲次を始末させたのだった。と玉枝の色仕掛けに岡健の口は軽かった。玉枝にせまる岡健。だが、うしろに仲次の無気味な声が、--「岡健、よくやってきたな。」右手に光る拳銃、……その時、拡声機から警官の声が伝わってきた。「仲次、二度と罪を犯してはならんぞ……」。仲次がひるんだとき、岡健は地下鉄のトンネルに飛びこんだ。そこには六〇〇ボルトのサードレールの死が待っていた。茫然と立ちつくす仲次に、礼子と子供がとびついて行った。それを淋しく見つめる玉枝の目に、涙が光った。

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作品データ

原題
She is Mine
製作年
1958年
製作国
日本
配給
日活
初公開日
1958年8月5日
上映時間
53分
製作会社
日活
ジャンル
アクション


[c]キネマ旬報社