十代の曲り角:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
十代の曲り角
十代の曲り角
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十代の曲り角

1959年9月18日公開、71分
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「剣姫千人城」の赤坂長義と「嵐に立つ王女」共同執筆者・金田光夫の脚本を「狂った欲望」の小林悟が監督したハイティーン映画。撮影も「狂った欲望」の岩橋秀光が担当した。

ストーリー

三浦朝子は裕福な家庭に育ったが、三和商事を経営する母佐和子と暗黒街を支配するボス赤城との不倫な関係に反抗し、自ら不良少女の仲間に入った。今では多くのハイティーンやくざを従えて女王気取りの毎日を過している。キャバレー「クレージー」で朝子は伏見という美青年と知り合った。朝子は知らないが、伏見は赤城の麻薬密売を追及する警視庁の刑事だった。ある日、朝子はタクシーの中でオーロラ下着会社の菊地という男の書類入れを捨った。菊地は朝子にファッション・ショーの出演を約束した。朝子は、葉山に淋しく別居する父親浩一を訪ねて慰めた。伏見刑事の調査は進み、三和商事にも追及の手はのびた。佐和子の親友、村越玉枝が朝子に縁談を持って来た。菊地だった。ファッション・ショーに佐和子がムコの下調べに来ると聞いて菊地は驚いた。競輪場で見た赤城と母の姿に失望した朝子は遊園地で遊んだ。しかし伏見が刑事であることもそこで分った。朝子のアパートは不良達のアジトとなっていたが、子分達が赤城の手下と売春行為をしていることを知った朝子は、彼女らと手を切ってしまった。しかし少女たちは赤城のワナにかかってしまい、白線に売りとばされるべく地下室に監禁されてしまった。菊地のファッション・ショーは盛況だったが、朝子の出現に佐和子は激怒した。縁談は水泡に帰してしまった。外国商社員ハドソンが死体となって発見され、赤城の嫌疑は濃厚になった。伏見刑事は最後の追込みに入った。すでに三和商事は赤城の奸計によって崩壊寸前となり、佐和子は自殺を図った。新聞で少女達が売春容疑で逮捕されたことを知った朝子は、赤城の地下室に単身のり込んだ。伏見を先頭に殺到した警官の手で赤城一味は捕えられた。数日後、三浦家のバルコニーは朝子と佐和子に囲まれた浩一の楽しそうな姿が見られた。

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作品データ

製作年
1959年
製作国
日本
配給
新東宝
初公開日
1959年9月18日
上映時間
71分
製作会社
新東宝


[c]キネマ旬報社