雲晴れて愛は輝く:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
雲晴れて愛は輝く
雲晴れて愛は輝く
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雲晴れて愛は輝く

1927年公開、74分
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艶名一世に高かったパリの命女優ガビイ・デリスの数奇の半生をそのままにハリー・カー氏が書き卸した物語をウィリアム・コンセルマン氏とシートン・I・ミラー氏とが脚色し「無花果の葉」「栄光への道」と同じくハワード・ホークス氏が監督したものである。主役は「3悪人」「青鷲」等出演のジョージ・オブライエン氏と「夜会服」「細君御注意」等出演のヴァージニア・ヴァリ嬢で、「飛脚カンター」「ニウヨーク」等出演のウィリアム・ボウエル氏、J・ファーレル・マクドナルド氏、フランシス・マクドナルド氏及びハンク・マン氏が助演している。

ストーリー

地中海沿岸の小国サン・サヴオナ侯爵の嗣子ミカエルは女嫌いで結婚談に耳をかさないので心配した父の侯爵は、財政整理の顧問に来ている米国銀行団の代表者ロバーツに相談した。かくて2人はミカエルをして女に興味を持たせる手段として、美人を求めてパリへ出掛け幾日か探し回った揚げ句、アパッシュの巣窟でドロレスという女を見つけ出した。ミカエルに恋を教うれば5万法を払うといわれてドロレスはサン・サヴオナへ向かった。ところが途中恐ろしい暴風雨に遭い、ある青年に救われ数日を彼の家に過ごした。彼こそミカエルであるとは知らぬドロレスは遂に彼と恋し合う仲となったが後日を約して一先ず彼女は目的地へ赴いた。しかし間違いがもとでエリックという侯爵の甥がミカエルになり済ましドロレスを手に入れんとした。彼女は国境で遭った一青年との恋を告白してエリックの申し出を拒んだ。エリックは嫉妬の余りその青年こそミカエルであること、侯爵の嗣子たるミカエルとドロレスとの仲は許されたまじきことを告げた。恋を失ったドロレスは謝礼金も受けず再びパリへ帰った。けれどもミカエルのドロレスに対する愛は大きかった。彼は遂に父侯爵の許可を得てドロレスをサン・サヴオアに迎えて楽しき生涯に入った。

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作品データ

原題
Paid to Love
製作年
1927年
製作国
アメリカ
配給
フォックス支社
初公開日
1927年
上映時間
74分
製作会社
フォックス映画


[c]キネマ旬報社