二匹の牝犬:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
二匹の牝犬
二匹の牝犬
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二匹の牝犬

1964年3月12日公開、91分
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「図々しい奴(1964)」の下飯坂菊馬と渡辺祐介が共同でシナリオを執筆、「恐喝(1963)」の渡辺祐介が監督した風俗ドラマ。撮影は「地獄命令」の西川庄衛。

ストーリー

名ばかりの売春婦だった朝子は、禁止法施行後、風俗嬢になり体を元手に荒稼ぎをし、法の目をくぐって証券会社の関根と組み大金を貯めていた。美容院を営むことを夢に。ある日、彼女の異母妹夏子が上京、朝子の部屋に居すわってしまった。朝子を世話したヤリ手婆のテツは夏子に眼をつけ、関根の上役三木に斡旋、夏子は関根とも交渉を持った。その頃朝子は関根との結婚を夢みるようになっていた。ところが株が大暴落、関根に株の代償を求めた。関根は結婚によって朝子の株を帳消しにし、朝子の稼ぎもしぼり取れると考えた。だが朝子はソープランドを辞め、妻の座のみを考えていたのだ。関根は顧客の金の工面のため、競輪にかけるが、それも失敗、その焦燥を夏子に向け、夏子の肉体の虜になってしまった。朝子はすべてを失った。金も、関根も。その上、情欲の果てに関根の両手で首をしめられて死んだ……。今日もソープランド街のネオンがどぎつく巷を染める。そこにはありし日の朝子そっくりの夏子の姿があった。

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作品データ

原題
Night Ladies
製作年
1964年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1964年3月12日
上映時間
91分
製作会社
東映東京


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