男はつらいよ ぼくの伯父さん|MOVIE WALKER PRESS
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男はつらいよ ぼくの伯父さん

1989年12月27日公開,106分

甥のために恋のコーチを買って出た寅次郎の珍騒動を苗く。「男はつらいよ」シリーズ第42作で、原作・脚本・監督は「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」の山田洋次、共同脚本は同作の朝間義隆、撮影は同作の高羽哲夫がそれぞれ担当。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

寅次郎の甥・満男は浪人中の身であり人生に悩んでいた。そんな時、寅が柴又に帰ってきた。息子の悩みに応えきれないさくらは、寅に満男の悩みを聞いてくれと頼む。気軽に引きうけ、さっそく近くの飲み屋に満男を連れていき、そこで高校時代の後輩で佐賀へ転校してしまった泉という少女に恋していることを聞かされる。その夜満男のことで博と大ゲンカした寅はいつものごとくプイッと飛び出してしまう。一方満男は日に日に大きくなる恋と進学の悩みに遂に親子ゲンカ、そしてバイクに乗って泉のいる佐賀へと向かっていった。そこで偶然寅と再会した満男はさっそく二人で泉の家へ訪れていった。泉とも再会し、楽しい毎日を送る寅と満男だったが、泉の伯父とケンカした満男は柴又へと帰ってしまう。そして、寅も後を追うようにまた旅立っていった。年が明け、今だに泉のことが心残りな満男だったが、ある日家に帰ってみると泉が満男に会いに来ていたのだった。

作品データ

製作年
1989年
製作国
日本
配給
松竹
上映時間
106分

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

3.6
  • UE 

    4
    2007/1/8

     ゴクミシリーズの一つです。段々、寅さんが出てこなくなってくるのが残念ですが、当時の渥美清の健康状態と、満男(吉岡秀隆)の成長を考えればしようがありません。

     泉を探しに満男が家出をした時、博が、親不孝の「孝」の字が、「考」になっているのに怒るのは、どうしようもない親の心を代弁しています。(ちょっと見では、見当違いのような印象を受けますが、親の心とはそういうものです。)

     満男がテレフォンカード式の公衆電話で柴又に連絡するのに対し、寅さんは、赤い公衆電話で10円玉を入れながら電話をする。これは、偶然に小道具が揃わなかっただけなのですが、当時の観客が、ゼネレーション・ギャップを指摘したのは有名な話し。

     この作品で人生で使えるフレーズは、寅さんが満男に酒の飲み方を教えるところでしょう。「まず、匂いをかぐ。」から始まる、あのフレーズは、後輩等に酒の飲み方を教える時に、そのまま使っています。

     満男の寅さん化が顕著になってきます。

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